toriです。
ボリンジャーバンドとの付き合い方① からの続きです。
前回は「本当に勢いのある相場は、ボリンジャーバンドに沿って動く」ということを書きました。確かに、ある意味ではその通りです。しかし、だからと言ってボリンジャーバンドを反発のサインとして使うのは非常に危険です。
上昇でも下降でも同じなのですが、強い勢いをもつ相場ではボリンジャーバンドがトレンドラインの性格を持つことが多く、ロウソク足チャートでしっかりと確認することができます。
以下は、以前も紹介したポンド円の日足チャートです。

少し説明が長くなってしまいますが、ひとつずつ説明します。
まず「上昇開始ポイント」ですが、これはMACDクロスから相場が上昇局面に入って、勢いよく上に飛んで行ってる場面です。このとき、チャートはボリンジャーバンドの移動平均線を勢いよくブチ抜けて上昇していることが確認できます。
その後、価格はボリンジャーバンドの+1σと+2σの間を行き来しながら上昇していきます。
そして「支持ポイント①」では、上昇からの戻りで下値を探ろうとしますが、+1σあたりで反発して、再度上昇していることが確認できます。
これが「ボリンジャーバンドがトレンドラインのように働いている」ことを表しています。
「支持ポイント②」も同様に、陽線の下ひげが+1σにタッチする手前で再上昇していることが確認できます。
そして「抵抗ポイント③」では相場の転換ポイントが確認できます。
今まで続いていた上昇トレンドに勢いがなくなり、+1σを割り込んで下落していきます。そして再度上昇しようとするも、これまでの勢いはなく、これまで支持線として働いていた+1σ線が抵抗線のように上値を押さえていることが確認できます。そして相場は下落トレンドとなります。(同じタイミングでMACDがクロスしているので、売り目線ではここがエントリーポイントと言えます)
「抵抗ポイント④」では、同様に上昇の上値を抑えることで抵抗線として働いています。
その後、下降トレンドを形成した後は、「抵抗ポイント⑤、⑥」に上値を押さえられながら下落を続けていく形になります。
これがボリンジャーバンドに沿って動く相場です。
つまり、ボリンジャーバンド的にちょうど良い位置、±1σ線や±2σ線あたりは多くのトレーダーが注目する箇所ですので、注意深く観察する必要があるということです。私のトレードにおいても、多くの買い増し・手終いのシナリオはσ線で帰結することが多々あります。
それではtoriでした。