東国山人の鳥日記 -9ページ目

東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

  年年歳歳花相似 歳歳年年人不同(劉希夷<651~?> 唐詩選)

花は毎年再生を繰り返すが、人は花のようにはいかない。遅かれ早かれ死すべき運命だ。ところで「漢文」は学校教育から消えつつある。一寸惜しい気もするが、近年、変わらないものの譬えの自然界まで変貌していることを思えば、それもご時勢と言うべきだろう。格別驚くには当たらない。

 

(今日の林道)

待望の冬鳥・・ルリビタキ。ショッピングカートに積んだ機材を取り出し三脚にセットしてやおら撮影開始。老いの身を不憫と思ったか、その間をジッと待っていてくれた。

今年のどんぐりの実の付き具合はどうだったんだろう。秋の収穫期が終わってのんびり寛ぐカケス。

鴉山椒の実を貪る鳥たち。

(メジロ)

(コゲラ)

同系色の地上で餌を求め這いずり回るクロジ。やっと見付けたと思ったら飛ばれてしまった。

撮影場所  神奈川県・早戸川林道(2021年11月)   撮影  S(妻)&S(夫)・植木

 

先日夫の心臓が発作で停止してしまいました。多分60秒間くらいかな。緊急事態宣言が解除され、さあこれからという時期でしたから、当惑しました。

  

本人は、「父さん父さん」と言う声が煩くて、気が付いたらみんなの顔が覗き込んでいた、そうです。そして蘇生後第一声は、地獄も極楽もなかったなあ~。常々臨死体験やあの世で極楽に行くんだと楽しみにしていましたから、さぞや拍子抜けだったことでしょう。

 

今はリハビリ中で、重いものは持てないと言うことで撮影機材はショッピングカートに載せて私が運び、夫は三脚だけを担いでルンルンの気楽な探鳥。この世にもあの世にも、これ以上の極楽などあるもんですか。

 

殿方は呑気なものですね~。人も鳥も社会は女で持っている。(妻談)