東国山人の鳥日記 -8ページ目

東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

アカアシカツオドリは南方の洋上に棲息する鳥。2羽が飛来したのが本年10月で、それ以来この地に長逗留している。白と褐色。白は成鳥の色だが褐色は若鳥とも褐色型とも言う。

(何時もカモメの群れの端に陣取っている)

(褐色型はカラスが嫌がらせしているところを見ると若鳥なのだろうか)

空中を飛びながら餌を探して捕捉する。身軽に飛ぶためには食べたものの消化、排泄が欠かせない。その作業をこなす場がこの岸壁だ。昼間の殆どをここで過ごす。

(近辺を遊弋しながら餌を詰め込んで帰って来る。1日何度か繰り返す)

(カモメ類も餌の取り方は同じだがもっと獰猛だ)

今日は干潟の露出が少ない小潮。干潟で餌取をするミヤコドリやハマシギにとっては干潟が埋没すれば行き場を失い、已む無くこの岸壁にやって来る。

(次々に飛来するミヤコドリ。今では場所は決まったようにアカアシカツオドリの隣)

当初は警戒し合っただろうか。互いに見知らぬ者同士でも、採食文化は違っても心は通う。

(互いの再会を喜び合う)

(ハマシギも続く)

それでも、岸壁の鳥たちは3時になると、まだ日没までは間があるのに、一斉に飛び出し塒に急ぐ。チュウヒが日没を過ぎて塒入りするところを見たことがあるが、それに比べれば優雅なものだ。

撮影場所  千葉県・三番瀬(2021年12月)   撮影  S・植木