喧騒とコロナ騒ぎの本国を避けて、かねて憧れの日本で一冬を過ごす。狭苦しい小国と聞いていたが、確かに人はごちゃごちゃと多い。だが意外や意外、餌場は広いし、餌も豊富。これ以上求めては貪欲の誹りを免れぬ。
縄張を侵犯されたこの地のモズ、体長31㎝の巨体を相手に翼を精一杯広げてスクランブルの一太刀を挑むが、所詮蟷螂の斧。
「小さいくせに大した気概だ。この分では奴らいずれ天下に覇を唱えるだろう」と言ったとか。
用を足した後は、何事もなかったかのようにオオカラモズは飛び去って行った。
撮影場所 埼玉県さいたま市(2020年3月) 撮影 S・植木








