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東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

喧騒とコロナ騒ぎの本国を避けて、かねて憧れの日本で一冬を過ごす。狭苦しい小国と聞いていたが、確かに人はごちゃごちゃと多い。だが意外や意外、餌場は広いし、餌も豊富。これ以上求めては貪欲の誹りを免れぬ。

縄張を侵犯されたこの地のモズ、体長31㎝の巨体を相手に翼を精一杯広げてスクランブルの一太刀を挑むが、所詮蟷螂の斧。

「小さいくせに大した気概だ。この分では奴らいずれ天下に覇を唱えるだろう」と言ったとか。

用を足した後は、何事もなかったかのようにオオカラモズは飛び去って行った。

撮影場所  埼玉県さいたま市(2020年3月)   撮影  S・植木