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東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

体長11~15㎝。雌雄同色の留鳥。全国の主に高地に棲息し、木の幹を螺旋状に上下して小さな昆虫やクモを食べる。

キバシリの特色は保護色、天敵に目立たないよう樹皮に似せて体色を変える。保護色のメカニズムは、メラニンの黒や赤、黄の色素細胞が、ある種の生き物で周囲の環境に反応していろいろ発色する、と言うことらしい。

キバシリはコガラの群れの中にいた。保護色で体を隠す一方で、異性には目立ちたいと混群に入ってのデモンストレーション。個体数が極端に少ないキバシリの場合、そうでもしないと繁殖期に番の相手に出逢えないのだろう。

撮影場所  山梨県・柳沢峠(2017年5月)その他   撮影  S・植木