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東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

ァマツバメの仲間はツバメとは無縁で、進化の系統樹で見るとハチドリやヨタカに近い。飛びに特化し、ハチドリのように胸筋や心肺機能が発達して高速で飛びながら食事、睡眠、交尾なんでもこなす。反面、足は退化。そのなかでもヒメアマツバメは体長13cmとスズメより幾分小さい。

小さな嘴と大きな口。飛びながら、その口を大きく開けて空中に浮遊する小さな虫を捕捉する。確かにヨタカとよく似た採餌行動だ。頬袋いっぱい得物を詰め込むと育雛中の雛の下に急ぐ。

嘴が小さく足も未発達とあって巣作りが苦手なのだろう、ここではスズメの巣を利用する。

(親鳥)

あれれ、ヒメアマツバメの留守にスズメが巣材を咥え巣の綻びを繕っている。もしかしたらわが家を賃貸に出している大家の積り?

撮影場所  千葉県・大原漁港(2017年6月)     撮影  S・植木