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東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

ツバメとは無縁のチドリの仲間、体長22、3㎝。繁殖地は中国東部、ロシア南東部、越冬地は東南アジア。日本は春秋の渡りのメインルートから外れでいるが、それでも少数がやって来て、春には繁殖地に向かう夏羽に、秋には越冬地に向かう冬羽に出会うことができる。

夏羽(4月撮影)

冬羽(10月撮影)

鳥の日常は採餌と休息の繰り返し。休息は同時に消化に要する時間でもある。消化器官が極端に短い鳥の場合、その時間は30分から2時間、その長さが個々の鳥の採食と休息のリズムを決定する。休息に入って1時間後、ツバメチドリは排泄を済ませ身軽になったところで漸く飛び出していった。

空中では飛びながら口を大きく開けて獲物を捕獲する。

地上でもコンバインに弾き出されたバッタを追って苦も無く仕留める。稲田の上を飛び交う姿からはツバメと区別がつかない。

撮影場所  神奈川県横須賀市(2016年4月)その他   撮影  S・植木