東国山人の鳥日記 -26ページ目

東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

昨年は子育てにヘルパーが活用されたと一部で言われ、それがどう影響したのか、雛も無事巣立ったのだが、勿論、子育ては夫婦で行うのがあくまで主流。ここでも夫婦協力して抱卵に取り組んでいる。

 

(雄は巣の近くまで帰って一声掛け、抱卵交代の意思表示)

(雌)

とは言え、種の保存に最後まで責任を持つのは雌、雄は産卵の無事を見届けるとそれで安心するのか、夫婦の間でも自ずとその後の取り組みに違いが出てくる。

(長時間の抱卵に耐えられない雄に代わり、雌は早めに巣に帰って抱卵を交代する。1回の在巣時間 雌1時間半、雄45分)

(鳴いて雌に交代の催促)

(雌)

(雌は、時に戻ってこない雄を探しに巣を離れる。そんな時ヘルパーがいたら、と思わないだろうか)

サンコウチョウの子育ては、殆どの場合蛇の餌食になって一瞬にして暗転する。その対策を模索しているうちに、水浴びしても消えない長い尾に付いた匂いが蛇の標的になる、と気付いたとしたら・・尾の短い若いヘルパーの活用も決して絵空事ではないと思うのだが、どうだろう。

           撮影場所  東京都・八王子城跡(2021年6月)   撮影  S・植木