シベリアオオハシシギ--珍鳥の辿った路 | 東国山人の鳥日記

東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

珍鳥のシベリアオオハシシギがアカアシシギと共にやって来た。シベリアオオハシの生息域は極く局地的で、繁殖地がバイカル湖周辺、越冬地がインドネシア。わが国は春秋の渡りのルートから外れているので、恐らくアカアシシギが連れて来たのだろう。

 

鳥にとって単独の渡りには捕食のリスクが付きまとう。越冬地で単身生活を享受した鳥たちも、渡りの時期になると、そのリスクを減らそうと他の鳥の渡りに合流する。渡りの中継地で、いつもの鳥たちの中に稀に見慣れない鳥が入っているのは、そんな事情からではないか。

(シベリアオオソリハシシギ)

 

(アカアシシギ)

この2羽がやって来た池に、図体が大きく、気の荒い先着のセイタカシギがいた。2羽は手荒い歓迎を受け、惜しまれつつ短期の滞在で早々に抜けてしまった。

 

撮影場所  東京都・葛西臨海公園(2013年7月)  撮影  S・植木  

 

コロナ禍の収束が容易に見通せない状況で、身動きが取れません。当分の間、過去に撮った写真をもとに新しいブログに作り直したり、過去のものをそのままリブログとしてお送りします。