またまた迷鳥--コモンシギ | 東国山人の鳥日記

東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

繁殖地の北極圏と越冬地のアルゼンチンの間を行ったり来たりするアメリカ大陸の鳥。その鳥が、何らかの理由で渡りのルートを誤り、当地にやって来た。

体長18~20㎝、和名(小紋鴫)は胸に目立つ小さな斑点に由来するのだろうか。英語名のbuff-breastedに一脈相通じる。

 

集団志向の強い鳥で、普段は専ら群れで行動する、と言う。混群も厭わない。ここでもムナグロとともに採餌行動をとっていたが、ムナグロの群れが飛んで来ると、早速その仲間に加わった。ムナグロとの合流を喜ぶかのように、独りではしゃぐ。

 

次の餌場を求め1時半に飛び立った。渡りも仲間と一緒に開始したのだろうが、アラスカ辺りでうっかり別の群れに紛れ込んでしまった。そして着いた先がこの地だったと言うことかも知れない。

撮影場所  栃木県小山市(9月)  撮影  S・植木