オオコノハズク | 東国山人の鳥日記

東国山人の鳥日記

山人とは世捨て人のこと。世捨て老夫婦が集めた鳥たちの行動記録で、週2回程度更新します。基本スタンスは
(1)日常の中から一瞬の非日常を見つけ、シャッターを押す。
(2)ある時は科学的に、またある時は非科学的に、それでいて尤もらしく、即ちファンタジー風に。

留鳥。夜行性で、視覚、聴覚が発達していて、夕暮れ時から行動を開始、ネズミ、小型の鳥、昆虫などを食べる。虹彩はオレンジで、黄色のコノハズクと区別される。絶滅が危惧される希少種。
 
大木の洞で子育て中。通常なら親鳥が偶に巣の入口に顔を出すのを撮って、撮影を終了するところだった。

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画面の右下隅に拡大鏡が隠れています)
ところが非常事態発生。雛の天敵、青大将が巣に接近してきたらしいのだ。気の毒に、夜行性などと言っておられず、警戒に大忙し。お陰で珍しいオオコノハズクの習性の一端を垣間見ることができた。               
 
フクロウ類は目が命。それを支えるのは、網膜の中心部に集中しているらしい高感度の細胞だ。そのため眼球は目の真ん中に固定しておいて、代わりに首を上下左右180度以上回転させる。

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頭部の耳状の突起は飾羽で、耳口は頭の左右にある。不思議なのは、聴覚が異様に発達しているのに外耳が無く、耳口がそっぽを向いていることだ。一部のフクロウではパラボラアンテナのような顔面が耳の機能を果たしているらしいが、オオコノハズクはどうなんだろう。

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飛行はフヮと飛んで羽音を立てない。夜間に狩をするうえで大事な技能だ。

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                 撮影場所  群馬県桐生市(5月)  撮影  S・植木