1.Symposiumのベースも売り払い、Symposium製品が我が家から消えてしまった。

中古で買うとき注意したいのは、ステンレスと樹脂板のハイブリットだが、接着が浮いてくるようで、叩くと、ステンレス板の響きが乗ることがある。これでは困りますね。しかし、修正方法もないですね。下手をすると新品でも浮いていそうだ。

アメリカで定番と代理店は言っているが、ネットで北米のショーを見てもデモに使用されるケースはとても少なく、いまではマイナーなポジションなのだろうなという感じだ。

アクセサリーは流行り廃りが大きいですからね。

 

2.ニアフィールドを試みたが、結局スピーカーセッティングは元に戻ってしまった。ニアフィールドだとクローゼットの扉より手前に来るのでクローゼットの出入りが楽だったのに、またクローゼットの出入りが窮屈になってしまう。右側のスピーカーと壁面の間をくぐるのだが、クローゼットは折戸なので、20㎝程前に飛び出るから、本当に狭い隙間をくぐることになる。

私は痩せているからどうにかなるが、そうでないと大変。

 

3.今回のニアフィールドの試みを行い、さすがにこの部屋でさんざんセッティングを試みてきたが、現在の位置以上に動かす余地はなさそうだ。

現在のリスニングポイントとスピーカーの位置を入れ替えてみてもよいのだが、扉の開度を確保するために、左右スピーカー間の距離に制約が出来たり、出入りに支障が出るので、難しい。行うのであれば、もう一回り小型のスピーカーにしないとならない。

 

4.ナローレンジにまとめるという手法があるが、業務系は比較的レンジ感がナローというか、目的に合わせた帯域幅しかないこともあるので、これを利用するという考え方もある。しかし後ろ向きな調整方法という感じもなくもない。逆に言えば煌びやかなハイエンドにありがちな微粒子系のトーンはコントロールが難しいともいえる。

 

5.某店舗のサイトでアキュフェーズのストリームプレーヤーの話がさらりと触れられているようだが、どうせDACは石をたくさん重ねたものだろうし、問題はノイズ対策に独自性を見出すことができるかどうかと、アプリは内製か否かくらいでしょうか。

差別化が難しい商品ですね。NAS辺りまで内製できると差別化が出来そうですが、オーディオメーカーに多くは期待できない。

ハードは作ったがアプリはluminのエソ、ほぼ丸投げのLUX、こんな感じですからアキュがどうなるか。全く音沙汰がないTADはどうするのか。ショップやユーザーは欲しがるが、メーカからすると取り組みがいのない商品なのでしょう。

安く作るくらいならアンプに内蔵させてしまう感じだし、サポートコストを考えると難しいのでしょうか。量が出るといっても昨今の高級オーディオの量が出るというのは一般家電の感覚からすれば量という概念すら到達していないですし。コストをそのままユーザーに転嫁して割高になることを許容する以外の戦略もないでしょうから。

そういえば最近ディスクリートのDACが出てくるようになったが、いち早くディスクリートのDACを手掛けたにもかかわらず、その後音沙汰がないのがアキュフェーズですが、やっぱりやる気がない?回路の動作を早くしないといけないのにディスクリートはどうなのかという感じもありますが。

デバイスの多様性が失われ、ディスクリートで組まないと音作りができないというのが本当のところでしょうね。

D級だって、半導体が無くなってきたから屁理屈で始めた部分が無いとは言えないでしょう。

真空管の方が残るといわれつつも、こちらも怪しくなっているようですね。

商品企画自体が、昔のように色々デバイスを使えることを前提としてきただけに、企画の難易度が上がっているのかも。