PSIAUDIOのニアフィールドモニターの試聴時のセッティングを元に、ME1TXのセッティングを再度見直すことにした。
ニアフィールド配置にすることで、スピーカー後方の空間を思い切り空けるメリットを探るわけだ。
AVAAは動作させて、Trinnovは切る。AVAAの角度はそのままとする。ニアフィールドの問題点として、スピーカー間の距離を広げると壁との距離が犠牲となるが、このあたりの妥協点を見出すことができるかも探る。
その為、サイドパネルは裏返しとして、反射させないようにした。
今回手間だったので、symposiumのベースは用いてないのだが、特に問題はない感じで、床起因で低域が緩くなるよりも定在波のほうが影響が大きかったのかも。
先日のPSIAUDIOの時と同じで、Beforeのグラフの低域方向のスムースなこと。
部屋の中央まで出すと低域のあばれが少ない。
100㎐から300㎐のやせは気になる。
補正をすれば問題なし。
ME1TXも朗々と鳴っている。セッティングを二等辺三角形にすると高域方向が薄くなりやすいが、そういうことがないのがよいところ。しかし、いくら小型スピーカーとはいえ、小型のしてはそこそこのサイズなので、ニアフィールドには使いにくい。
しかし、部屋の半分を捨てると低域方向のあばれが少なくなることを考えると、TADにはニアフィールドに使いやすい、ME1TXのジュニアモデルを作ったほうが、6畳間クラスのユーザーには福音ではないでしょうか?元福音電機さん!
パネルのほうも改めて試行錯誤。
奥行きは背面からの反射の戻りの影響が大きく、単に空間を開けるだけだと後方展開しない。だから、マルチチャンネルの方がこの点は優位なのですが、導入は大変ですね。


