最近ワックスがけの記事を書いていなかったのだが、昔は毎月行っていた自室のワックスがけも最近は三か月に一度になり、最近はさらにやる気を失ってしまった。

要するに、レイアウト変更とネットワークオーディオのせいで小箱が増えて、ワックスをかけるために床上のものを撤去することがとてもおっくうになってしまったのだ。

メタルワイヤーならともかく光ケーブルが二本部屋の中を走っているので、折らないように機材を撤去するのが難しい。

また小箱類はシステムの高さを低くすることで、床及び左右の反射の影響を受けないようにするために、床置きとなっており、取り外し、取り付けに支障がある。ラック類にまとめれば楽なのだろうが、狭い空間に入るラックなどないし、現在の高さより上に物を積み上げると音場構築に影響があることは確認済みなのでそれも難しい。

パワーアンプもスピーカーのそばに置いたので、ワックスがかけにくい。

スピーカーはこれまでも動かさない状態でワックスをかけていたが、さすがにアンプは移動させないとまずいが、これも手間だ。

 

これだけのものを片付けないとワックスがけができないという画像(笑)

結局、これまでのように必要なものをすべて一度に部屋の外に出して作業ができないので、2回に分けて物を出し、空間を作り、ワックスをかけて、かけた所に別のものを移し、空間を作り、そこのワックスがけをしてという感じで、狭い部屋なのに大変手間がかかる。普段より倍近く時間がかかった。普段はワックスがけの時にシステムを全バラシするので接点クリーニングも行うが、今回はそのような時間もなかった。

 

これを解決するには小箱類はどうしようもないが、それ以外はアクティブスピーカーにするという手はある。

とはいっても、ATC、ノイマン、PsiAUDIO、ジェネレック、KEFくらいしかイメージがわかない。

問題点はいろいろあって、デジタル入力付きのアクティブなら本当にシンプルになる。

ネットワークトラポと小箱だけあればよい。オランダの Dutch & Dutchだとそれもいらないか?代理店がもうないか?

音場補正迄ついているものなら、Trinnovも不要となる。測定は多少手間がかかるようだ。

 

ただ、絶対的な音質では少々落ちるかも?相互にマッチングされたアンプとスピーカーのメリットが、物量的に多少の妥協のあるアクティブのデメリットを上回るのかどうかは、鳴らしてみないとわからない。

アンプはともかく、内蔵DACがネックになりそうな感じはある。

 

しかし、TOPWINGも後付けリニア電源を用意するのではなくリニア電源のルータなどを作ってほしい。小箱の数がこれだけでだいぶ減るし、結線も減る。さらに縦置き、横置きセッティングフリーにすればなおよい。この手の商品は既存のシステムに後付けするので、ラックの棚に余裕があればともかく、そうでなければ床に置くことになるので、そのあたりの配慮が欲しいという事だ。

ちなみに別件だが、同社のOPT LAN Bridgeに同社のSFPを挿したら抜けなくなってしまった。

 

困ったことに、ワックスがけ後、音出しをしたら、音が散漫だ。

パネル類は床にマーキングをしているので音は変わらないはず。

しょうがないのでいろいろいじる。リア側のAVAAの角度を調整。少し幅を広げる。

サイドパネルの調整を実施。こちらはセンター定位の出し直し。

これで大丈夫だが、疲れたので、trinnovの再セットは行わなかった。

就寝時になって理由を思い出した。プロバイダのプランを10Gにしたので、光終端装置が変わったのだった。

こいつのせいでしょう。

ワックスがけが面倒ならカーペットを全面敷けばよいのだが、これだと音が死ぬのですね。私も昔は全面カーペット敷きだった。

また、定位が下がりやすいのです。