最近Qobuzが時折切れるので、回線が遅いのだろうと思い、1ギガを10ギガに増速することにした。
早速手続きをして、ルータを買ってきた。
NTTの機材はまだ来ないが、新しいルータを先に繋いだ。
「うーん、音が悪い」
きつめの音になった。変化量はそれほど大きくはないのだが、質感として嫌な感じ。
電源も別系統だし、光分離してこれである。
だからネットワークオーディオはダメなのですね。
最近この辺りに手を入れて、音質改善したのにケチがついてしまった。
CDはスタンドアローンであることがメリットなのでしょう。
光分離の1次側のルータの電源もリニア電源にしないとダメですか。
光分離したときの改善効果は大きかったが、ルータはどれだけ音を悪くしているのか。
新しいルータのACアダプターのスペックを見ると、12V2.5Aである。
安いもので済ませたかったが、よい案配の物がなく、コネクタもEIAJ4なのでまたTOPWING の物を買った。
エーワイ電子の特注の方が少し高い見積もりが出てきたというのもある。
中華系は以外と100V入力がなく、110とか115なのですね。
安定化されているからという向きもあるが、製品によっては、規定通りの入力をしないと音が異なる事例もあるので、中華系を見送った次第。
電源が到着したが、コネクタが違う。センタープラスのEIAJ4だと思ったが違う。
困りましたね。
ルータの前でいろいろ考えた。ルータは一階にあり、壁LANコンセント経由で二階に上げている。ルータと壁コンセントのケーブルが以前と異なるケーブルとなっていることに気づいた。
念のため、前のケーブルに戻した。
音がほぼ戻りましたね。
ネットワークオーディオはとても不安定なものですね。
業界乞食がメカレスジッターフリーとか言っていなかったかな?
それがこんな不安定な代物かと。オーディオ屋など貧すれば鈍するの象徴なのがよくわかる。
まあ、舌の根も乾かずに、アナログといっていくらゼネラルオーディオだからといってもBluetooth付きのレコードプレーヤーなど売るような連中だからな。
途中でデジタル変換させて何しているのやら。
さておき、ルータに使えない電源をどうするか。
OPT LAN BIRDGEの電源にあてがうことにした。
さらにΛ8.24も注文したのでOPT ISO BOXの上にも乗せた。またいろいろ買ったのは、ルータを変えて音が悪くなったショックがあまりにも大きく何か対策をしないとまずいということで慌てて買ったのだ。
音だが、先日のいやな質感も消え、エアー分も増えてオーディオらしくなったのでホッとした。エネルギーバランスもオーソドックスなスタイルで、ネットワーク系という少しデッドで勘違いした高解像度感という雰囲気もない。録音による音場の面積の変化がつかみやすい。アタックも厚みのある立ち上がりをする。一応システムとしては進化したように見える。しかし、ここまで対策をしないとまともな音が出ないというのは小銭稼ぎの業界乞食にとってはよいのだろうが、未完成なものを売りつけられているという意識は必要でしょう。
ここで改めて、同一ソフトでCDとストリーミングで比較する。
音が締まって静けさという分はまだCDかなという部分もあるが、ストリーミングはやや定位が広がるものの、ぼけていると解釈すべきなのか、臨場感があると考えるべきか判断が難しい。
瞬時切り替えだと区別がつかないかも。
ようやくお互いのキャラクターの違いを楽しむことができる領域に来たのかなとも思えなくもない。
もう少し詰めることができる部分もあるわけで、これだけ手を入れる未完成な代物ではあるが、どこの部位をケアすればよいのかとわかるようになったことは喜ばしい。
願わくば、音量上げただけのゴミリマスターの集合体であるQobuzがもう少しまともなマスターをアップしてもらいたい。
しかし、クラシックはまだしも、最近はジャズの新譜も音量上げ気味の仕上げが多く閉口する。
こういうことを考えるとファイルを買うか、CDとなってしまう。
