先日、ラックの高さを下げ、一定の効果が出たように思う。
そうなると後は床置きになる。
機材の床置きは過去に実験をしたことがあったが、残念ながら、その時の結果は思わしくないものだった。
フローリング材のキャラクターと思しき、薄い中高域が支配的で、なおかつ中低域の制動も不足していた。
とりあえずやってみる。また、Symposiumのラックを解体する。疲れるのだなこれが。棚板はボード代わりにする。
二時間半くらいかかった。土曜日は朝から聞きたいので、金曜日の夜にばらした。
翌日、聴く。
素直だが、つまらん音に聴こえなくもない。立ち上がりと立下りは自然に思う。
Trinnovをかける。
中低域のあばれがさらにスムースになっているが、誤差かもしれない。
「おーっ」
いい感じ。精度が高い。録音が見えやすい。音離れがよい。
ちょっと細身だが、だぶつきが取れた感じ。モニター系ですね。小音量でもバランスが取れている。
反射が悪さをしているのですね。
部屋が狭いとここまでやらないと音場感が自然にならないのか。
やはり、機材を減らせるアクティブスピーカーの方が良かったかな。
反射というと水平方向が気になりやすいですが、今回、前回ともラックの高さを下げたわけです。つまりつまり、垂直方向の反射が意外と重要のようですね。
無論、ほかの反射とバランスをとることができればよいのでしょうから、ただ下げるという話ではないのでしょう。