過去にリファレンスソフトとして、Pentatoneのヴィヴァルディのファゴット協奏曲RV474、正式名称は長いから面倒なので、アカデミー室内管弦楽団と記しておくが、このソフトを何度か取り上げた。
以下のリンクは同曲のQobuzのリンクである。
オリジナルはDSDで録音されており、SACDで発売されているのだが、QobuzはDSDを流していないので、24/96のPCMで配信されている。それは別に良いことだ。
SACDとQobuzを比較しても仕方が無いので、NativeDSDでこのDSDファイルが発売されていたので、購入してみた。
早速比較したのだが、QobuzのPCMはレベルがだいぶ高めなのですね。2016年のリリースなので、マスターはDSDだと思うのですが、PCM変換をする際にレベルを上げたのかどうか?
Pentatoneがレベルを上げたのか?Qobuzがレベルを上げたのか、どちらなのでしょうね。
まあ、ポピュラーの音圧上げとは異なり、不快感はないにしても結構な音量差があったので驚いた。
DSDの方の音量を上げて比較試聴したが、変換によるロスもあるのでしょうが、基本的に概ね同じ音調であると思う。
DSDの方が基準レベルが低いので、その関係であって、悪意があるものでは無いと考えたい。
ストリーミングサービスの音源については各所で様々な声があり、不信感を持つケースも多いように感じているが、高音質レーベルと言われるものでも、配信、配布に関して何らかの操作は起こるものであると改めて再確認した次第。
その後、手持ちのEudra RecordのDSDファイルでもQobuzで流れるものと同じファイルがあったので、確認した。24/192とDSDの比較となったが、やはりPCMの方が音が大きい。こちらもDSDのファイルの音量を上げて比較したが、こちらはPCMの方がやや低域が強めにバランスに聴こえたが、意図的に音調を調整したというよりも変換による変化の類のレベルではないかと考えるが、先ほどのPentatoneに比べるとやや変化が大きいようにも思えた。
その後、我が家のファイルをいろいろ聞いてみたが、Pentatoneから直接購入したファイルがPCMなので、改めて聞いてみると、PCMのファイルだとレベル高めの印象がある。Pentatoneから送られたファイルが原因のようだ。
レベルを上げると、DSD比で表現が単調なんですね。あとちょっと耳につく。音の立ち上がりが中高域から立ち上がって逆ピラミッド的なバランスというのかな。賑やかな感じが気になるのですね。
今回の件は、Pentatone側の責任と思われる。
しかしPentatoneのPCM録音自体も少しきつめのものが多く、PureDSD録音に慣れると不満がある。
PENTATONEもBISと同じで、優秀録音レーベルではあるが、別に積極的に聞く必要が無い感じになってきた。
どちらのレーベルもマイナーレーベルの中ではメジャー級であり、リリース数も多いから、音質面で尖ったことは出来ないのでしょう。