先日、センターパネルを再び買う話をして、結局注文しましたが、同じものを二度買うというのはそこそこあって、SCD-1、SRM-T2は二度購入した記憶がある。さすがに二度目は中古でした。ソフトは自分で何を所有しているか忘れてしまい二度買うことはたびたびあった。

昔はCDの買取価格が高かったから時折売却していたが、買取価格が下がり、売却をすることは無くなった。そう、売却してからまた欲しくなって買うことは時折あった。

 

部屋が狭いし、余計なものを置くと反射の原因になるし、部屋の外も狭いので置いておけないのだ。

セッティングに重きを置いている以上、室内に大量積み上げなどというのはできない。空いた部屋とか蔵でもあればよいのだろうが、そんなものはないので、使わないものは手放すしかないという。

 

スピーカーの周りに空間を極力開けるだけではなく、空間自体を極力左右対称に持っていく必要があるからだ。

機材のセールストークで左右対称をうたっている機材をよく見かけるが、空間が左右対称でない人も多いから、この手の文章を見ると気が重くなる。

 

オーディオがオカルトというのはわかるが、自室環境が悪く、細かい音が出ないだけなのに、人様をオカルト呼ばわりしている事例はあるでしょうね。メーカーの開発用試聴室と自室環境の乖離が大きいことは意識しておいた方が良い。

要するにデジタル側のスペックを語る人が多いが、自室環境が悪く、スピーカーがスペック通りに動作していないということを意識できないのは結構深刻な問題。

 

環境の問題に触れず、気持ちよく客を騙して買い替えサイクルに載せて転がしてしまおうというやましい商売ばかりしていたから、オーディオなどやる人が減ったというのはありそう。だから環境の問題に触れない。

触れたとしても簡単に商売できるボードやケーブルの話題に終始して知らんぷりをしてきたわけだ。

 

スピーカー再生の良さや限界に真摯に向き合った商売をしないからコスパが良いとか明瞭であるという点でヘッドフォンにシフトする初心者が増え自分で自分の首を絞めている感じもある。

 

企業の存続にはキャッシュの流動性が必要で、一度買ったら数十年使ってしまうオーディオなど、保険や車検で儲けることもできないので、買い替えサイクルに載せないと金が回らないというのもわかるし、人口減が確定だからなおさらで、単価引き上げくらいしかできないというのもわかる。

 

オーディオも残クレでもしないといけないですかね。