相性論の影響が当システムでは大きいので、高いけどしょうがないから純正のスピーカーケーブルを買うことにした。

セッティング変更で、ケーブル長は短くなったが、バイアンプだから困る。しかし、ケーブル長が5mのときは、価格がとんでもないので、オーテクのケーブルにしたんだよな。

 

さて、買おうと思い、いつものショップに連絡をした。日曜日に連絡したので、月曜日に連絡が来るかと思ったら来ない。それで、火曜と水曜日は休みである。

ショップのイベントが日曜日にあったらしいがそれにしても対応が遅い。

結局、ブログの入力時点でも来なかった。

迷惑メールフォルダに入ったかな。

 

別の店の担当に連絡したら長期出張で金曜日まで来ないという。

夏季休暇を取っているのか、地方の大口の配達だろう。

都内の店でも顧客が軽井沢に大規模別荘を持っていてそこに大掛かりなシステムの配達で数日不在とかそういうのはある。さらに遠隔地に行くケースも時折あるらしい。

昔と異なり、地方のショップがだいぶ減ったので、地方から都内のショップで通販しても、通販で問題となるスピーカーの配達なども融通が利くケースが増えたとも聞く。まあ、購入金額次第だろうが。

 

しかし、よく使うショップの担当者どちらとも数日連絡が取れないとは運が悪い。

しょうがないのでTADというと逸品館なら在庫があるだろうと思い、問い合わせる。ここは通販だと対応が遅い。メールの戻りが遅い。結局電話しないと駄目な感じ。在庫はあるが1セットしかないらしい。

しょうがないので2セット注文する。

 

 

 

 

3日で到着した。

開梱したが、巻き癖が強いので、セットがちょっと手間だった。外皮のメッシュは緩めに被されている感じ。写真だとメッシュが黒に見えるが、実際にはグレーっぽいですね。二重段ボールに、布袋と相変わらずの過剰包装ぶり。

 

聞いてみる。サンシャインと比べると、音が太くて、肩の荷が下りたという感じ。直接音と間接音のバランスが変わった。これまでは間接音が無さすぎ。

サンシャインのものはちょっと細くヒリッとした感じがやっぱりある。一連のラインが良く中古に出回っているのを見ると、やっぱりという感じ。

こちらは空気が濡れている感じ。品位そのものが違う。音色は落ち着いたモノトーンなのは同社らしい。

ケーブルまで同一ブランドでフルラインとなったが、意外と暖かく、柔らかい部分も出てきた。これまではそのような面はあまり感じられなかった。

これまでは表面にトゲというかヒゲみたいな感じがあり引っかかっていたようだが、そういうところが無くなりとてもスムースな展開。ただ、コントラストが淡く、ナチュラルなのだろうが、これはつまらないといわれる所以だろうな。

業務用モニターディスプレイ的というのかな。

私はこういう表現の方が聴き易いのだが。音決めはアキュの方が一枚上手という感じ。

定位は立体感と細部表現のバランスが取れた感じ。これも聴き易さにつながる。

リズムのアタックもスッと立ち上がり、スッと消える感じで聴き易い。

 

しかし、巻き癖が強い感じなので、ケーブルを軽くひねってほぐして、横に広げて数日置いて巻き癖を取ることにした。