パソコンを置く小机の上に布を敷いたら、反射が減ってよかったとういう話をした。

これを押し進めると、机を撤去すればよいということになる。

やってみる。簡単なことだ。

 パソコンを見ながら音楽を聞くことがあるが、うちのパソコンはタブレット運用ができるので、それでよいか。

 

ついでに、これも気になっていたのだが、フラッシュドアの上にカーテンレールがある。これも撤去しよう。

これは前のスピーカーの時にも、左右の反射のバランスの問題に取り組み、吸音として、カーテンを吊るすべく、取り付けたものであった。

結果は惨憺たるもので、音が死んだだけだった。

 

結果として、何度か話している、開放感の改善が見られた。

当たり前の話だが、スピーカーから放出された音など、耳まで直進して入らず、殆どが、壁、床、天井に反射して伝わるのだから、障害は少ないほうがよいという確認なのでしょう。

 

窓ピタシートが少し余っているので、フラッシュドアの下部が貼れていなかったので、貼ってみる。これはダメ。低域が浅くなる。ある種の均衡が崩れた感じ。

これは剥がし、リスナー側面の定在波パネルに貼ってみる。

これはよい。低域方向の挙動が安定した。幅、高さ方向の空間表現も改善された。

 

結局、スピーカーからリスニングポイントまでの距離をとるために、リスナー背面の壁に近いから、壁からの反射の影響が多いのでしょう。

とはいえ、無秩序に吸音すれば良いわけではなく、聴感でバランスを取りながらとなる。

 

今回は、パネルをいじっていないのか?

そんなことはなく、再調整をしました。クラシックは問題が無いが、ポピュラーは整いすぎて抑揚に欠ける感じもあった。

結局のところ、

 

・センターパネルの開度を広げ、位置を5㎜下げた。

開度を広げると奥行きや広がりがしっかりする半面、音がにぎやかになるだけではなく、サイドパネルのセンター出しのために音像が偏る側のパネルをスピーカーから離すのだが、その離す距離が大きくなる傾向がある。こうなると音像のボディ感はあるがディテールが甘くなるので、今回は開度を広げつつ、パネルそのものを下げることにした。

・サイドパネルは4㎝リスナー側に引いた。

・バッソは2㎜スピーカーに寄せた。

 

まあ、どうにかなったでしょう。

 

本日の調整に利用したソフトは以下の通り。

 

Between the Sheets:EVSA1623S

リターン・オブ・ザ・ブレッカー・ブラザーズ:MVCR-116

Thriller (Mobile Fidelity SACD):UDSACD2251

 

J.S.バッハ: ヴァイオリン・ソナタ集:EUDSACD2205

ファニー・メンデルスゾーン:ピアノ作品集:EUDSACD2303

ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲集:EUDSACD2301

ベートーヴェン:後期三大ソナタ集:EUDSACD1901

 宮廷舞踏会:COCO75779

ウィーン室内合奏団の芸術~コンプリートDENONレコーディングス:TWSA1140/3

ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ集:TWSA1165

Dynamik:TADL801

波サーフ ブレイク フロム ジャマイカ:SRGL610