ラックと反射するということはですよ、スピーカーとの距離を離せばよいということになるわけですが、スピーカー背面と背面壁の距離を下げるわけにもいかない。
出来なくはないが、今より動かすと低域方向の挙動が怪しい感じがあり、これ以上下げるのは難しいということは過去のセッティングからわかっている。
頑張ればできるだろうが、パネルのセッティングからすべてやり直しとなる。
ラックを小さくすれば、少しは違う感じはある。Symposiumのラックは結構大柄だからだ。
小型で音が良いラックとなるとアンダンテラルゴだが、またあれを買うと二度目の購入になるという間抜けな感じがある。あれならサイズ特注はできるので、ぎりぎりまで小さくすることはできなくはないが、何か気が引ける。
スピーカーの高さを上げれば反射のパターンは変わるだろう。10㎝も上げるわけにはいかないが3㎝くらいでもだいぶ変わりそうだ。まあこれは対ラックとの話以外の点でも変わるわけだ。
以前、聞く側の椅子の高さは任意に変えられる方が良いという話をしたが、スピーカー側だって容易に高さが変えられるスタンドやボードがあってしかるべきなんだよな。構造として作りにくいことは承知しているが、ユーザーに寄り添った考えだと思う。