これは自室で使ったことはないのだが、何度か気になったけど、結局買わなかったものについて記す。


山水のプリメインは何度か使ったことがあるのだが、結局、同社のセパレートアンプを購入することはなかった。


海外製のセパレートを使い、アキュ、そしてTADに回帰して現在に至る。


C-2302とB-2302の組み合わせは何度となく聞いたが、とても有機的で、少し明るく弾力感があり、瑞々しかった。


情報量も多く、とてもハイファイではあるが、クリアーな透明感と繊細な感じという方向ではないように思えた。


候補から外れたのは当時、CS7を使っていたのも大きい。


スピーカーのキャラクターからして難しいだろう。


CS7の前は802Matrixを使っていたが、あの頃、802Matrixにセパレートアンプを接続するイメージが持てなかった。


その後、いくつのスピーカーを使いSS-AR2を使うことになるが、その頃は既に山水電気が消えていた。


ちなみに、C-2301とB-2301Lの組み合わせだと、弾力感はあるが、もう少しコントラストが強く、2302コンビのような瑞々しさはなかったと思う。良い音だが、さすがに音作りが古い感じがする。


スピーカーのキャラクターは時代とともにいろいろなトレンドが出てくるので、アンプはスピーカーを鳴らすものだから、その時代のスピーカーに寄り添うように音作りがされていると思う。