私は一応、オーオタではあるが、市販ソフト再生ばかりで、録音機に触れる機会は少なかった。


なぜならば、ダビング、エアチェックをほとんど行わなかったからだ。


また、外で音楽を聴くことが無かったからでもある。


ある意味、ピュア、ストレート志向なのだが、


・ダビングすると劣化するから


・今はノイズキャンセリングもあるとはいえ、昔はヘッドフォン、イヤホンの遮音は限界があり、外で音楽を聴いても音質面で不満があった。


・生録の機会がなかった。


だからデッキ類は必要最低限の用途としてダブルデッキがあったくらい。


一度、高音質ポータブルとしてポータブルDATを購入したこともあるが、結局3か月も使わなかった。TCD-D100とMDR-CD3000を買ったのですね。


ダビングするのが面倒だったのと邪魔だったのでやめてしまった。


相応のレベルのカセットデッキだと一度デッキを通した音でも説得力のあるものなのは理解しているし、テープの調整など使いこなしも楽しいものだが、それはソースの出力にトランスを挟んで聞いているようなものに思えて、スルーしてしまった。


そんな経緯だが、今は空気録音用にZOOMとかタスカム、ソニーのICレコーダーを使うようになった。


変な使い方だが、こんな形で録音機と接するようになった次第。


私の年代だとオープンデッキは触らなかったですね。さすがにニッチとなっていて、制作用途はともかく再生には用いられなくなっていた。TEACはまだ発売していたように思う。


最後に、ダビングをしなかったのでMDは全く使いませんでした。人様が使っているのを聞かせてもらうくらいでした。dccも手元で使うことはありませんでしたが、dccは操作性はともかく音はよかったですね。圧縮が上手だったのか。とてもスムースで、さすがフィリップスと思った。