皆さんこんにちは、こんばんは。

白い鳥の馬券師です。

 

僕が競馬を見始めたのが1995年12月24日クリスマスイブの日の有馬記念

当時小学生だった自分はダービースタリオンというゲームから競馬を知りテレビでやっていた有馬記念、少年時代の白い鳥の馬券師は逃げ切ったマヤノトップガンの鞍上田原成貴さんがあまりにもキラキラした職業だったのを覚えています。

知れば知るほどものすごく魅力的な仕事に映り、競馬という世界にどっぷりのめり込み就職活動でJRAを受験したほどでした。(もちろん落ちました(笑))

 

多感な時代と共に90年代後半から2000年代前半を過ごしその世代世代を代表する最強馬がたくさん出てきて今でも語り継がれる世紀末覇王テイエムオペラオーを見れたのも有難かったですね。

そして、僕を競馬の沼に嵌めた原因なのがステイゴールド。勝てないもどかしさ、鞍上熊沢重文さんとのコンビも判官贔屓な感情もあったのでしょうけど99年の天皇賞秋は今でも悔しさで涙が出てくるほどです。

さておき、あの時の競馬界のファン目線の空気感は非常に覚えているもので、ブライアンの高松宮記念出走の衝撃、タイキシャトル・シーキングザパールの海外GⅠ制覇の衝撃、エルコンドルパサーの凱旋門賞2着とその後の年度代表馬選考の一悶着、世紀末覇王のグランドスラム達成から落日までの時代の流れなど、いまだに覚えているものです。

 

タイトルにあるウマ娘のゲームもやっている白い鳥の馬券師ですが

非常に世界観やバックボーン、ゲームに落とし込むうえでの難しさなどを見ながらシナリオライターさんやゲームに携わっている方々にはしっかり調査した上での作り込みをしているのでやっていてとても楽しいゲームであります。

そして、育成系のゲームをやっている方はわかると思うのですが推しを勝たせたい。この感情に突き動かされて常にチャンミ育成をしているものです(笑)

 

競馬界においては1頭1頭が誰かの推しであろうからこそ、その馬が勝ってくれたら非常にうれしいものです。

 

映画ではアグネスタキオン・ジャングルポケット・ダンツフレーム・マンハッタンカフェなどの世代を描いており、アグネスタキオンが暮れのラジオたんぱ杯に出てきたときの衝撃、弥生賞から皐月賞で世代の絶対的象徴からの屈腱炎引退までのファンが感じた空気感が描かれておりそこからジャングルポケット陣営の夢やマンハッタンカフェの春先の描写などしっかり描かれており、笑いあり、涙あり、プリティありの映画は素晴らしい内容でした。

個人的に感じたのはミドリノマキバオーのオマージュ感もあり、あの時代と共に成長してきた30代後半から40代前半の競馬好きにはぶっささる映画になっていました。

そして、ゲーム内のキャラがいっぱい出ており、貴方の推しが映画のどこかに出ているかもしれないので本当に面白かったですね。

RTTTから新時代の扉ということでハシゴもしましたがRTTTからはよりプリティ感というかコミカル感が強くなっており、新時代からみても面白いだろうし、RTTTからハシゴしたらなお面白いでしょう。

 

最後に思ったのは、そこから先の海外・香港での日本馬初のGⅠ三連勝、先の世代のウオッカやダイワスカーレット、アストンマーチャンの描写や地方ダート交流重賞の描写など切り取れば色々な切り口から映画が作れるなとも思いますし、やはり競馬は大河ドラマだなと思いました。

 

本日もダービーが行われ新たな世代のトップが生まれ、来週からは新しい世代の新馬戦が行われるのでまた新たな最強馬の観測者になれる競馬が本当に楽しいし馬券を楽しめる時間・経済力をより太く強くしていきたいですね。

 

さて、新たな歴史の観測者になりにいきましょうか。