皆さんこんにちは、こんばんは。

白い鳥の馬券師です。

 

かつては関東古馬の上位層が春初戦に使っていたレースだが、今では大阪杯がGⅠへ昇格、ドバイミーティング、4月の香港国際競争と距離や右左周りを考慮しての使い分けなどで完全にハンデGⅡのようなメンバーになってしまいました。

それでもハンデ戦ではなく別定戦ゆえに大きな紛れはないと思いたいのですがかつてはテンジンショウグンやネコパンチなどジャイアントキリングもあるコースだけにしっかりデータ分析していきましょう。

 

まずローテーションの面で見てみると、前走GⅠを走っていた馬は13頭、15頭は前走重賞を使っており、3勝クラスからは2頭という結果、3勝クラス組は勝ちが大前提でOP入りしていることでしょう。

前走中山を使っていた馬は21頭と最多で内有馬記念が11頭次いでAJCCが6頭ステイヤーズ2頭、中山記念と中山金杯が1頭づつという内訳、有馬組は距離コース共に変わらないので狙っていきやすい。AJCC組も中山コースの非根幹距離という点では共通点がありスローの展開になりやすい面も含めて狙いやすいところだ。

非中山組では日経新春杯組が4頭と最多で京都2400mにくくると5頭になることから京都2400m組にも注目だ。

 

前残り注意

過去10年で4角5番手以内の馬は21頭と多く、前残り注意だ。

ただ、先行して粘りこむタイプではなく先行しながら脚をつかえるタイプが順当に勝っている形で先行力と持続的な末脚は求められる内容なのだろう。

 

血統的にはディープ系7頭、キンカメ系7頭と最多、その次にステイ系4ハーツ3と続いている。

俗に非根幹血統と言われる血統がチラホラ見えるので、人気薄でも非根幹の血持ちはマークは必要かもしれない。

 

リピーターレース

非根幹の特殊距離故にリピーターレースになりやすい。

2回以上馬券に絡んだのが、ウインバリアシオン、ホコーブレーヴ、アドマイヤデウス、サクラアンプルール、ボッケリーニ、タイトルホルダーと6頭もいる状態になっている。

今年もボッケリーニ、ヒートオンビートと参加しているので注意が必要だろう。

 

高齢馬には不利なレース

勝ちを考えるのであれば過去10年では6歳までという結果に8歳馬に至っては1頭しか馬券にからんでおらず、人気どころがすべて高齢馬なので悩ましいデータだ。

 

騎手面で見ると、田辺が5回馬券に絡んでおり、岩田父が3回であとは2回以下なので田辺騎手と岩田騎手が抜けているのが分かる。

横山家というくくりで見ると5年連続横山家が馬券にからんでおり今年も有力どころに乗るので注意が必要になるだろう。

また中山2500mに過去3年間で10回以上の騎乗経験で成績で複勝率が50%を超える騎手はルメール・戸崎・和生の3人になる。30%超えだと武史・猛蔵・皇成・石橋と増えるので今回は戸崎騎手や武史騎手が素直な人気筋になる。

 

ここは奇をてらわず素直に組み立てるが吉のような気もするが明日は楽しみな1戦になってほしいところだ。

 

それでは、明日の重賞も良き競馬日和になりますように。