皆さんこんにちは、こんばんは。

白い鳥の馬券師です。

 

春の中山開催が始まり、古馬マイル中距離路線のステップ中山記念から幕開けの重賞。

路線的に安田記念へのステップや大阪杯へのステップとして狙っている馬も多くここでの着順や出来は先々のGⅠ戦線でも覚えておかないといけないでしょう。

 

それではデータ分析を始めましょう。

ローテーションの面で見ていくと、過去10年30頭の馬券にからんだ馬を見ていくと前走GⅠ組が16頭と絡んでおり、ここには海外レース明けや長期休み明けも含まれているのでしっかりチェックしておこう。GⅠ以外では2000m重賞組が7頭、マイル重賞が3頭、白富士S組が3頭、根岸Sが1頭とダートは例外だろうが、基本は距離短縮が優勢のレースになる。

マイラーとしてはコーナー4つで坂を上るコースは少しタフなのかもしれない。

 

位置取りの面で言うと4角5番手以内の逃げ先行馬は22頭と圧倒的前有利、開幕週だけあって前が止まらないケースは頻発するので内枠の先行逃げ馬は注意でしょう。

逆に4角10番手以下の差し追い込みでは上がり33秒台~34秒台を叩ける力が必要になるので前が止まらない中山での圧倒的な末脚能力は求められる。

 

騎手面で言えば、横山典が4回、Mデムーロが3回、松山、菅原、武史、松岡、岩田が2回で続く。連続している騎手は主戦でリピートしているケースも多く、コース形状的にリピーターレースでもある。そして別々の馬で上げている典さんがやはり群を抜いている感じにうつる。

 

血統面で見ると

ステイ系4、ハーツ系4、サドラー系4、ディープ系5、ミスプロ系8とバランスよく見えるが、リピーターレースでもあると言ったように同じ馬がカウントされていることも多く、その辺を加味するとキンカメ系ミスプロが圧倒的な数字を出している。

 

上がり最速が8年馬券に絡む

上がり3ハロン最速の馬が8年馬券に絡んでいるだけに高い位置で先行しさらに末脚も使えるような馬がベストなのだろう。

 

年齢の面で言うと、8歳以上はノーチャンス。

過去10年8歳以上の馬は延べ13頭出てきたがすべて着外になっているので、割引は必要だろう。明け4歳が複勝率46%とかなりの好成績を出しているので素直に若い馬は買いでしょう。

 

馬体重で見ると明確にパワータイプが走っている。

馬体重470キロ以上が28回馬券に絡んでおり、小さい馬は割引が必要。

この辺は坂を上る中山競馬場の特性上やはり一定のパワーは求められるとみて問題ないだろう。

 

ここまで行ってもあまり絞れてこないのだが、抜けた馬の存在がないため素直にGⅠ馬が勝つなんてことも十分にあるのだが、個人的には2枠が過去10年で1回しか馬券に絡んでいない死に枠なので思い切って切るのも面白いかもしれない。

後は、絶好調な武豊騎手に乗っかるのもいいかもしれない。

 

それでは、明日の重賞も良き競馬日和になりますように。