皆さんこんにちは、こんばんは。

白い鳥の馬券師です。

 

3月頭まで続く小倉競馬の大一番、フユコクラスト重賞の小倉大賞典。

1800mでハンデ戦と非常に難解であり二桁人気も平気で絡んでくる重賞だけに人気薄も軽視が出来ない重賞となっております。

人気薄のありなしはデータ的にみて取捨をしていきましょう。

 

では、データ分析を始めていきましょう。

ローテーションの面で見ていくと、過去10年30頭の馬券にからんだ馬を見ていくと22頭が前走重賞を使っており、8頭中OPクラス馬は敗戦からの入着、条件馬は勝ち上がりが馬券に絡む形となっている。唯一2勝クラス勝ちから2着に入った馬もいたが基本はOP入りしてからだろう。

ローテ的に一番絡みがあるのは中山金杯で4年ほど該当馬がおり、大敗馬でも来ているから軽視は禁物だろう。

あと、最長でも2500m基本は2000~2400mレースからの短縮組が多く、短縮勢が強いレースでもあるのでマイル以下からの参戦は低く見積もっていいかもしれない。

 

位置取りの面で言うと4角5番手以内の逃げ先行馬は19頭とまずまずの成績、向こう正面辺りからまくって上がっていく馬も多くこの辺はローカル特有の動き方だが、開催の進んだ馬場で外差しが決まることも十分にあるが、今日の小倉を見る限り内枠の芝も良いので素直に前残りで想定していくのもいいだろう。

 

騎手面で言えば、川田が3勝2着1回と抜けているが流石に小倉には乗りに来ていない。

他は、康太、団野、小牧、丸田辺りが2回とローカル巧者が乗っているイメージがつよいレースだ。

 

血統面で見ると

キンカメ系6、ディープ系11、その他ノーザンダンサー系6、ステイ系1、マンカフェ1、ダイワメジャー2、ハーツ1、その他と圧倒的ディープキンカメ有利なレースになっている。

ロベルト系が1頭も来ていないというのも面白い傾向だろう。

 

人気の面でいうと

1~3番人気の馬が12頭しか馬券に絡んでおらず信頼度は非情に低い。

冒頭で二桁人気も突っこんでくるレースと言っているだけに人気薄でも侮れないだけでなく、今回は人気になっているロベルト系は危険な人気馬かもしれない。

 

面白いデータで言えば過去10年で5枠のみ馬券に絡んだことがない。

延べ19頭がすべて負けているのも面白いデータだろう。

 

9歳以上の馬はほぼ皆無

牝馬限定戦と違い7歳8歳で走る馬もチラホラ見えてくるのがローカル重賞。

今年も7歳以上は5頭該当しているが9歳以上は馬券に絡んだのは1回のみとほぼ消しのデータで良いだろう。

 

末脚自慢の台頭

上がり3ハロン1位の馬は7年該当しており、上がり2位の馬は8年と末脚自慢が馬券に絡む。先行して上がり最速を叩いたボッケリーニを除いて基本てきには道中後方からまくり上がって最速をないし2位の上がりを出している。

 

ハンデ戦なので斤量を見ていくと57キロ以上の馬は12頭馬券に絡んでいる。

内6年はトップハンデ馬が絡んでいるので実績は純粋に信用していいのだろう。

57以上12頭56.5~55.0キロが11頭と大半は55キロ以上で占められている。

 

牡牝の差で言うと牝馬は3回しか絡んだことがなく、同時期にある牝馬限定戦に出る傾向が強いので小倉にまわってくることが少ないのだろう。また牝馬で好走実績がある馬が小倉の実績があるかと言われるとそうでもなくぶっつけでも走っている辺り重賞クラスの常連で距離を求めて出てきた馬かもしれない。

 

昨日までの馬場傾向を見るとトニービン持ちが活躍していることが多いのでトニービン持ちを狙ってみるのも面白いかもしれない。

 

ここまできても、明確な本命馬が出てきていない為かなり難解なレースになるが、本命をどちらにするか迷っている馬までは絞れたので、明日の予想を楽しみに待っていて欲しい。

 

それでは、明日の重賞も良き競馬日和になりますように。