われわれ研修医の大切な仕事の一つに、「サマリ書き」があります。
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サマリ(退院サマリ)とは、患者さん一人一人の入院中の経過や検査結果などをまとめた診療記録のこと。(Summary=まとめ)
受け持ち患者さんの退院のたびに、この書類を作成しなくてはいけません。サマリを書くのは勉強になりますが、これがまたけっこう大変なんだなぁ……(小声)
そんなサマリの作成は、すべて電子カルテ上で行います。画面はこんな感じ。
※病院ごとに、採用されているカルテシステムが異なります。これは、あくまでうちの病院の場合。
右下に「仮保存」「確定保存」ボタンがあるのがお分かりでしょうか。「仮保存」ボタンで少しずつ上書きしながらサマリを書き進め、仕上がった段階で指導医の先生に内容をチェックしていただきます。
つまり、
仮保存(研修医)
↓
内容チェック(指導医)
↓
加筆訂正(研修医/ 指導医)
↓
確定保存(研修医)
という流れ。
でも時たま、指導医の先生が内容をチェック・訂正してくださった後に、ご自身で「確定保存」ボタンを押してしまうこともあって……(もちろん悪気なくですが)
あぁぁぁぁあ〜〜!
せっかく書き上げたサマリから、わたしの名前が消えちゃったΣ(゚д゚lll)
「サマリ記載医師」でなくとも「担当医」として名前は記録されているので、自分の症例としてカウントすることはできるのですが、ちょびっと悲しいものです(笑)
指導医の先生にそれとなくお伝えしたことはあるのですが、なかなか思うようにはいかず……。
そんな日は、同期に慰めてもらって、甘いものを食べて、元気を出します。これって「研修医あるある」なのかなぁ。
*トリおんな*
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