電力各社の電気料金を比較してみる | とりの家づくりブログ(・∀・)

とりの家づくりブログ(・∀・)

一条工務店のi-smartで家を建てます。
家ができるまでの記録の他、北国ならではの仕様などもご紹介します。

こんばんは、とりです(・∀・)

今月は電気代いくらだった~というのは一条ブロガーの間ではよく話題になりますが、電気代って住んでいる地域の気候によるのはもちろんなのですが、電力会社による違いもかなり大きいような気がしてきましたよ。

ということで、調べてみました!

まずは北海道電力です。
北海道電力(通称”ほくでん”)は、震災以降2回値上げをしていて、今年の4月からさらに値上げします。
(正確に言うと、現在は激変緩和措置中です)

エコキュートやヒートポンプがあるかどうか(=新仕様)によってメニューが変わります。

●北海道電力(一条の旧仕様の場合)※2015年4月~の金額です。
<ドリーム8>
基本料金(6~10kVA):2268.00
単価(昼)
 ~90kWh:28.08
 90kWh超~210kWh:35.66
 210kWh超~:40.10
単価(夜):14.13

<ホットタイム22ロング>※床暖専用
基本料金:1kWにつき658.80円(うちは7kW。でも割引があって4381円です。)
単価:15.40

床暖を動かすのに必要な電気の料金は「1kWにつき15.40円」です!
とり家はこれになります(_ _。)

●北海道電力(新仕様の場合)※2015年4月~の金額です。
<eタイム3>
基本料金(~10kVA):3175.2
単価(朝晩):30.35
単価(午後):39.94
単価(夜間):14.37

エコキュートやヒートポンプ利用のため、お得な料金プランになっているそうです。
旧仕様の場合と違って契約が1つにまとまっているため、基本料金が安いです!
午後は大分割高ですが、トータルで考えると安いとのこと。


では、北海道以外の電力会社をいくつかピックアップしてみてみましょう。
オール電化用のプランを選んだつもりですが、間違っていたらごめんなさいm(_ _)m

●東北電力
<時間帯別電灯A>
基本料金(6~10kVA):1944.00
単価(昼)
 ~90kWh:21.69
 90kWh超~230kWh:29.58
 230kWh超~:34.19
単価(夜):10.92

安っ!めちゃめちゃ安っ!!∑(゚Д゚)

●東京電力
<電化上手>
基本料金(7~10kVA):2160.00
単価(朝晩):25.92
単価(昼間・夏):38.63
単価(昼間・その他):31.64
単価(夜間):12.16

東北電力よりはお高いですが、それでも北海道よりは安いですね。
夏場の昼間の単価も、北海道のeタイム3より安い…


●中部電力
<Eライフプラン>
基本料金(6~10kVA):2160.00
単価(@ホームタイム):25.43
単価(デイタイム):35.61
単価(ナイトタイム):13.45

夜間はちょっと高めですね。
それでも北海道のeタイム3より安いのは羨ましいですよ!

●関西電力
<はぴeタイム>
基本料金(~10kVA):2160.00
単価(リビングタイム):25.29
単価(デイタイム・夏):36.86
単価(デイタイム・その他):33.51
単価(ナイトタイム):11.07

曜日によって区分が異なり、とても細かく分かれているのですね!
夜間は割安です☆


----------
とまぁ、ここまで調べたところで、下記のサイトを発見しました。
https://enechange.jp/articles/electricity_ranking_2014-oct/

これによると、北陸電力がずば抜けて安いということで見てみると…

●北陸電力
<エルフナイト8>
基本料金(6~10kVA):1620.00
単価(昼)
 ~90kWh:21.42
 90kWh超~230kWh:26.55
 230kWh超~:28.68
単価(夜):7.60

な、なんじゃこりゃ~~~!!!(((゜д゜;)))
夜間7.6円って!
北海道の半額じゃないですか!


実際は基本料金+単価の他に色々かかるお金もありますし、各種割引もあるので単純比較はできないと思います。

しかし…
北海道電力の高さはずば抜けていますね(((^^;

理由を調べてみると

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1408/01/news025.html

・老朽化した火力発電所が多い
・高効率のLNG火力発電所がない


だそうです。なるほど。

ちなみに、北陸電力もLNG火力発電所はないそうですが、燃料費のかからない水力発電の比率が高いんだそうで。いいなー北陸。
てか、上記記事によると色々問題あるっぽいですねー北海道は。

さて、この単価数円の違いがどれくらいになるかっていうのを計算してみたいと思います。
北海道では真冬の1月はどうがんばっても床暖だけで1,500kWhくらいは使わざるを得ないと思うのですよね。
2月で1,200kWhくらいでしょうか。
(検針日の関係で、1月は日数が多いのですよね)

この1,200kWh…
北海道電力のホットタイム22ロングの単価で金額を出すと、
今年は 1,200kWh × 14.70円 = 17,640円
来年は 1,200kWh × 15.40円 = 18,480円

もしこれが、2回の値上げをする前の単価だったら…
当時は9.65円だったハズです。
そうすると
1,200kWh × 9.65円 = 11,580円

今年で6060円、来年はさらに840上がることになりますね。
しかも床暖だけで。。。
月1500kWhだと8000円くらい違ってきます。
暖かさを追求すれば(25~6℃設定⇒実際の室温は21~22℃)2000kWhなんてすぐですから、そうすると約2万円増。

床暖以外の分も値上げしてますから、最低でもワンシーズンで3~4万くらい、下手したら10万くらい違ってくるんですかね?

はー厳しい(笑)

まぁでも…北海道でこれから建てる方はそんなに心配しなくても大丈夫な気もします☆
とり家の頃より大分性能が上がってますからねー(^^)
ただ、eタイム3は廃止になるらしいですが…

そんな訳で、電気料金の比較は同じ電力会社の方としないとあまり意味がないかもしれませんね(^o^;
電気使用量(kWh)での比較が良さそうです☆

北海道の皆様…がんばりましょう( ̄ー ̄;