照明について勉強する その5 ~「明るさ」と「明るさ感」~ | とりの家づくりブログ(・∀・)

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一条工務店のi-smartで家を建てます。
家ができるまでの記録の他、北国ならではの仕様などもご紹介します。

こんばんは、とりです(・∀・)

昨日は「建築化照明」で壁面を照らすと良いですよ~☆という
ご紹介をさせていただきました。

今日は、「なぜ壁面を照らすと良いのか?」をご紹介したいと思います(^O^)/

「明るさ」と「明るさ感」ってどう違うの?
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「明るさ」を判断する指標の1つに「照度」と呼ばれるものがあります。
照度の単位は「lx(ルクス)」です。
なんか聞いたことある感じがしますね(*^o^*)

この「照度」は”光を受ける面の明るさ”のことを言います。

…「光を受ける面」ってどの面のことを言うのでしょう?

一般的な照明計画では「水平面照度」、つまり床面の照度が重視されます。
照明は大抵天井から下を照らすので、まぁそうですよね。
この床面の照度が高ければ良いのかというと、
実はそうとも言えないのですΣ(・ω・ノ)ノ!

というのも。
人間の視線って、普段は下ばっかり向いてるわけでないですよね。
大抵壁の方を向いています。
ってことは、壁方向の照度が重要になってくるのです☆

という訳で…
床面の照度が低くても、壁面を照らすことによってより明るく感じさせることが
できる=「明るさ感がでる」のですo(^-^)o

下記リンク先(パナソニックのHPです)の「空間の明るさ感比較例」というところを
見ていただけると、それが実感できると思います!
http://www2.panasonic.biz/es/lighting/home/homearchi/knowhow/feu.html

これを利用すれば、ハイパワーで天井から真下を照らすより、
多少暗めでも壁面を照らした方が、効率よく部屋の「明るさ感」
出せるのではと思いますp(^-^)q

昨日ご紹介した「コーニス照明」や「コーブ照明」は壁面を照らす手法ですね。
なので、こういったものを利用することによって、間接照明でも
明るい部屋(=明るさ感のある部屋)を演出できるのです。

ただカッコイイだけでなく、理にかなった照明計画だと思います♪
うまくすれば省エネにもつながるのではないかな~と。

建築化照明で壁面を照らしたいけどできないよ!という場合。
ダウンライトで壁面を照らす方法もありますo(^-^)o
この場合、普通のダウンライトでもいいのですが、
「ウォールウォッシャーダウンライト」という、壁面を照らすための
ダウンライトを用いるのも良いと思います♪
「ユニバーサルダウンライト」にすれば、シチュエーションによって
壁面を照らしたり床面を照らしたり変えることもできます。

ただし注意点Σ(・ω・;|||
この理論でいくと、視界に入らない場所の壁面を照らしても
あまり意味ないですよね…(^o^;
照明計画の際は、その空間にいる人の視点も考慮すると良いと思います☆

それと、照らす壁面の色にも注意が必要なようです。
白ければ効果的なのですが、黒っぽい素材の場合は
あまり効果がでない場合もあるとのことです。

今日はやたら勉強チックになってしまいました(^o^;
明日以降は、もう少し具体的・実用的なことを書こうかな~と思います♪

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