今日は天一天上!大河ドラマ「光る君」にも出るか~方違えの風習 | 山からのメッセージブログ

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今日は天一天上ですって何コレ?ですよねはてなマーク
天一神が天の上にお戻りになる最初の日という意味
この神様は常に八方(東西南北とその四隅)を運行して
人事の吉凶禍福を司り、悪い方角をふさいでこれを守る神様
ですが、年間6回16日間づつ、天上でお過ごしになられるそう

この神様が行かれる方角と日にちは決まっており
その方角に真っ直ぐに進んだり、その方角に事を起こすのはタブータラー
なので、陰陽道が盛んだった平安時代にはそれを物忌みとし
方角を替える方違えが行われていました

今の大河ドラマ「光る君」ではまだその風習は出ませんが
紫式部の書いた「源氏物語」の「帚木」では
光源氏が奥方葵の上の住まいに行こうとすると
「方角が悪いので」とお付きの女房に止められ
方違えをして空蝉と出会う場面が描かれます

平安時代の風習が現在に至るまで暦の中で生きている
スゴイですよねニコニコ

ドラマでは源氏物語が実際出てくるのか、
あくまで紫式部や周辺の人間関係のみなのかわかりませんが
方違えとか物忌みとか当時の風習がどのように描かれるのかも
注目していきたいです


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