今日は春分の日でお彼岸の中日です
お彼岸にふさわしく?大本山總持寺のお話を
曹洞宗の大本山總持寺は元々は石川県輪島市にありました
今から700年前の開基で翌年、後醍醐天皇(鎌倉幕府を倒した)
から「曹洞宗賜紫出世第一の道場」と認定された古刹
ところが明治31年の火災で大伽藍など焼失し
これがきっかけとなり、首都圏移転案が出て
地元の猛反対をなんとか説得して
今の神奈川県横浜市鶴見区へ
總持寺は総持寺祖院として名を残します
平成19年の地震で被害を受け、15年がかりで修復を完成し、
3年後の今年、能登半島地震でまたも被害にあいました
総持寺祖院、その名の通りの立派な伽藍やお庭を持ち
古刹としての佇まいを私たちに見せてくれていたのに
今回のことは残念ですが
あの時の移転は英断だったのかも
と、今思えば、ではありますが
横浜の大本山總持寺といえば石原裕次郎のご葬儀も行われた
有名なお寺で、修行僧が多いことでも知られています
それだけに今回の災害にもボランティアは集めやすいでしょうし
ご寄進も賜れるでしょう
復興の道のりは険しいかもしれませんが応援していきたいです