本日は文化財防火デー
昭和24年に金閣寺金堂の壁画の描写をしていた画家の
電気座布団から出火し壁画の大部分を焼失
この一件から今日が文化財防火デーとなりました
いつだったかテレビで観ましたが、今の技術で
当時の金堂の壁画が白黒写真で残っていたことと、
焼け残った部分の彩色から、こんな風ではなかったかと
画面上で復元できるところまできているそう
技術の進歩はスゴイですね
今回の震災による大火で永井豪記念館の収蔵品も
心配されましたが、改装時の耐火設備のおかげで無事だそう
被災地の暗いニュースが多いなか一筋の光明が
石川県七尾と言えば「松林図屏風」を描いた天才絵師
長谷川等伯の生誕地。ここで仏画を手掛ける染物師の
婿養子になったことで武家の息子が絵師としての一歩を踏み出す
「松林図屏風」も息子を亡くした喪失感が七尾のけ嵐を通し
幽玄の世界へ誘うと解説されますが、
向き合い方は人それぞれ
それがいいのだと思います
今回の地震を受けて「松林図屏風」の展示の延期を決めた
国立東京博物館。28日で終了しますが
被災地への募金箱も設置したそう
寄り添う思いはきっと伝わります
被災地は必ず復興します!
（有）鳥海商店