本日8月19日は俳句の日!
語呂合わせとはいえ、今ブームの俳句
夏井いつきさんのプレバトでの切れの良い語り口が
ブームの一助を担っているのかも
今日は千葉県富津市の俳人「織本花嬌」について
彼女は小林一茶の句会に集い、その才を絶賛
一茶が追悼の句を詠み、遺稿集を編纂しました
彼女の句は日常を女性的な目線で詠んでいるにも
かかわらず、ほんの少し色気を感じるんですよね
いやらしい感じのものではなく微かにです
同じ富津に住む者としてもっと知りたい!
と思います
「用のない髪と思へば暑さかな」
これは夫に先立たれると髪をおろす(尼になる)
髪を結うのをやめたり剃髪したりする人がいた
時代の事だと思うと「用のない髪」の言葉が
意味を成しますよね
男性には詠めない句
年齢は一茶よりかなり上の女性でしたが
老境に入っていようとも独自の目線で
場の空気を切りとる事に秀でていたのでしょう
素敵な俳句をいろいろ残しています
富津市役所の前にも織本花嬌の碑がありますし、
富津の大乗寺にお墓があります
大乗寺の住職も俳人で檀家の花嬌も始めたそう
富津にお越しの際は訪ねてみてはいかがでしょう
(有)鳥海商店