■あらすじ
妻と娘を強盗に殺されたクライドは、
戦うこともなく主犯の男に司法取引を許した検察官ニックを恨む。
それから10年後、男の復讐劇が始まった。
この映画、だいっっすき。
何度も見てるけどひさしぶりに見たのでサクッと感想。
沢山の「復讐モノ」を見てきたけど、これは飛びぬけて素晴らしい。
敵は腐った司法と、その元で動く正義の皮をかぶった輩。
完全な作戦を立て淡々と罰を与えていく流れが最高に爽快。
復讐モノでよく「タヒんだ〇〇が喜ぶと思うのか」とか云われて
泣きながら刃物落とす、みたいなのあるけどあれクソだと思ってる。
復讐は成し遂げなければ意味がない。
その点でもこの映画は本物の復讐モノと云える。
唯一不満なのがラストだよね…。
まぁエンタメ米映画としてしゃあないのかもしれんけど、
韓国映画だったら間違いなく最後の最後でニックの家族コロされてんぞ。
最後の作戦は失敗しちゃったけど、でもニックは心穏やかにタヒんでいったのでは。
不条理を前に何もせず恨みと憎しみに囚われて生き続けるよりよかったのでは。
この映画大大大好きなんだけども見終わった後
ニックへの怒り、そして現実の腐った奴らへの怒りを思いだし
気持ちよくは終われないんだなw
というように、完全にクライド派閥の私でございますが
これニック側の気持ちで見れる人っているんだろうか……
あ、クライド役の方、お顔も好きです^^