「心が動くこと」に耳を傾けてみる

「自分」に向き合い

言葉を紡ぐ旅の真っ歳中

 

松本あゆみです

 

 

 

 

【国語教師から学ぶ人生論】言語化できない感情を味わい尽くせ!

 

 

 

最初に・・・

 

ごめんなさい!!!

 

 

 

 

昨日、

中高一貫校に通う娘の

中学校卒業式でしたが

 

 

高校になっても

学校は変わらないし

 

中学校の先生にも

会う機会もあるし

 

中学校生活が終わるだけだし。

 

といった

甘い考えで

 

 

卒業という実感もなく

前日になって

開始時間を知るくらい

ノーテンキな母の話



をしてましたが・・・

 

 


 

卒業式、

 


最高でした!!!!!

 


 

 

 

 

 

イロイロ

イロイロ

イロイロと

 

書いておきたいことは

あるんですが

 

2,3時間の卒業式が

あまりにも

心が動かされたことが多すぎて

何から書いたらいいのか

私もわからない状態で(笑)

 

 

 

 

もしかしたら

この時の話は

続編にするかも

いやしないかも、、、?

どっちだw

 

 

 

 

ひとまず

 

長女の担任の先生が言われた

 

「言語化できる感情ばかりの

人生は味気ないんじゃないか」

 

について。

 

 

 

 

3年生の娘のクラス

わが子を始め、

個性豊かな子どもたちの

集まりだったので

 

それはそれは

先生は

苦労されたようです(爆)

 

 

 

 

このクラスを

どうまとめたらいいんだ?

 

いや、まとまらんけど?

 

なんでこうなるんだ??

 
俺が担任だから
うまくできないのか??
 
もぉーーーー!!!
 
 
ということが
たくさん、たくさん
あったんですよね
 
 
 
 
そんな自由奔放な
子どもたちが
 
 
運動会
文化祭
合唱コンクール
修学旅行
学校研究
卒業準備
 
こういうことを経て
いつの間にか
団結力が芽生え
 
 
 
 
個性豊かで
自由で
好きなことは好き!
嫌いはキライ!な
子どもたちの
集まりだったからこそ?
 
 
好きなことに対して
情熱をかけることには
長けていて
 
 
卒業カウントダウンには
本気で取り組み
 
 
卒業式での歌も本気で
大きな声で感情をこめて歌い
(これはどのクラスの子たちも)
 
 
あんなに
バラバラしていたはずが
いつのまにか
ひとつに
そのひとつが
大きくなっていきました
 
 
 
 
中学校の3年間で
確実に成長したわが子たち
 
 
 
ですが
きっと
この最後の
1年間の成長度合いが
いつもそばで見ている
先生にとっては
目を見張るもの
だったんだと思います
 
 
 
式が終わり
最後、教室で
子どもたちの前で
涙を浮かべながら
いや、涙を見せてくれながら
 
このクラスの担任に
決まったときの
「えぇーーー?!」という気持ちや
自分自身の葛藤や不安
そして子供たちに対して
頼もしさを感じていることを
話してくれました
 
 
 
そのあと
 
「明日(土曜日)は
何も予定がありません。
 
明後日の日曜日は
海外研修の見送りがあるので
学校に来ます。
 
そして翌日の月曜日、
その月曜日には
この3Aのみんなはもういません。
 
淋しいです。
 
最初は大変としか
思わなかったけど
でも、今は
このクラスが終わりというのが
すごく淋しいし
でも淋しいだけではなく
もちろんうれしい。
 
 
国語の教師として
あるまじきことですが
これは言語化できない感情です。
 
 
でも
どうしても言葉にできない
この言語化できない感情を味わうことが
人生を豊かにするんじゃないかな、
とも思います。
 
 
このクラスの担任をできたこと
本当に幸せです。」
 
 
 
 
言語化できない感情を味わう人生。
 
 
 
 
いや、さすが
国語の先生・・・です
 
 
 
 
本当に
言語化できない
というわけじゃないと思うんです
 
 
卒業して
巣立ってしまうのが
淋しいとか
 
このメンバーで
過ごせた時間が
楽しかったとか
 
大きく成長する姿を見られて
うれしかったとか
 
 
細分化すれば
ひとつひとつに
言葉をつけることはできるハズ
 
 
 
 
でも
楽しい
うれしい
淋しい
 
では
表現できない何か 
 
が、必ずあって
 
 
それを味わうことが
人生の奥深さ、豊かさに
つながっていくって言われて
 
本当にそうだなぁと感じてました
 
 
 
私自身も
この日の出来事は
 
言葉にできない感情も
たくさんありました
 
 
 
いや、
言葉にできるんだけど
表現が月並みで
 
言葉にした瞬間、
なんだか
一気に薄くなってしまうような
そんな感覚があります
 
 
 
 
 
忘れたくないから
薄くなったっとしても
そのうち
書き出すかもしれないけどもw
 
 
 
 
 
 
3年前の入学式
 
大切なお子様を
大切にお預かりします。
 
と言ってくれた先生方
 
 
 
 
 
わが子も
生活態度、成績と
担任の先生、
学年主任の先生と
ものすごくご迷惑をおかけしましたが
 
 
本当に手厚く
しっかりと
見てもらえていることは
いつも感じていて
 
 
 
この日
 
大切なお子様を
お預かりした3年間がたちました。
今日、お返しします。
 
 
という言葉を聞いたとき
感謝という言葉では
言い表したくない
なんともいえない
気持ちになりました
 
 
 
 
中学校の卒業式を
甘く見てましたね(笑)
 
 
 
 
もう一回、
この日を味わいたい。
それくらい
本当に心に残る時間をもらえた
最高の1日でした^^
 
 
 
 
 
 
 
娘へ
母にこの体験をさせてくれて
本当にありがとう
 
 
 
 
 
ここまで
読んでいただいて
ありがとうございました
 
 
 
 
松本あゆみ