「心が動くこと」に耳を傾けてみる

「自分」に向き合い

言葉を紡ぐ旅の真っ歳中

 

松本あゆみです

 

 

 

 

 「行きたい」を叶えてみた親子旅

 

 

 

年末、

初めての

親子3人旅に行ってきました!

 

 

 

 

メンバーは、

私、夫、長女ぼー。

 

 

 

 

 

長男ぺーと次男きちは、

ふたりで

私の実家にお泊りに行き

 

(追い払ったわけじゃなく、

ふたりとも行きたい!

と言って出かけて行きましたw)

 

 

 

夫婦+娘のみという

レアで初の

組み合わせで向かったのが

鹿児島県です^^

 

 

 

桜島へのフェリーがホントに気軽な乗り物だったことに驚いた

こんなにカンタンに乗り込めて

こんなにすぐにつくの??みたいな。

 

 

 

鹿児島は

20年近く前に

私自身が、

両親と3人旅行で行った場所

 

(屋久島に行くために

ちょっと立ち寄った感じで

ほぼ覚えていないんだけども)

 

 

 

 

それがなんで

鹿児島かというと

 

数年前、

ある本の著者の方が

「日本人なら一度は行くべき。」

みたいなことを言われてた場所が

鹿児島にあって

 

 

いつか行きたい。

いつか行きたい。

いつか行きたい。

 

 

ってずっと

思ってたんですよね

 

 

 

 

岡山からだと新幹線で一本

東京に行くより

近い場所のはずなのに

 

 

時間が・・・

 

家族で行くと

けっこうな旅費・・・

 

行きたいのは私だけだし・・・

 

 

と、

なかなか

「行く!」って

踏み切れなかったけれど

 

 

 

 

やっぱり行きたい。

というのが

秋ごろに

ムクムクと出てきて

 

 

 

私はここに行きたい!

一緒に行く?

 

と家族を誘ってみたら

 

「行く!」と返事したのが

夫と長女だった、

というのが

今回の旅までの流れでした

 

(観光メインで

子どもが好きそうな場所を

目的地にいれない旅だったので

小6長男と小2次男は

ムリに誘わず

お泊りに行っていただきましたw)

 

 

 

 

いやー、最高でした

 

 

 

 

遠くにうっすらと屋久島、はっきりと硫黄島が見えた時、感動。

 

 

 

 

15歳の娘ともなると

もちろん、手はかからないし

観光メインでも文句は出ないし

大人が食べたいものを食べられるから

そういう面でもすごくラク

 

 

 

 

それに

日頃、

ラグビーの遠征やらなんやらで

私、夫、長男、次男の4人で

あっちこっち

動くことが多くなっている今、

 

 

娘との時間がすごく新鮮で

なんでもない会話がたのしくて

 

少し前まで、

反抗期なのかムスッとしてた娘の

まだまだ幼い、

いい意味でバカな

かわいらしい表情を

見ることができて

 

家族っていいな。

 

 

 

月並みだけど

しみじみ感じてた私です

 

 

 

 

父へのツッコミがきついのは仲の良い証拠で

私の血が濃い証拠でもある。

 

 

 

 

鹿児島行きが決まってから

「あれも見たい。これ食べたい。それいいな!」

がたくさん出てきて 

メインの目的地以外にも

たーくさん

詰め込んだ行程になりまして

 

 

 

 

とりあえず、

鹿児島中央駅に着いたら

目にはいったドーナツが食べたくて

フラリとお店にはいり、

 

 

レンタカーに乗り込んだら

コンビニでコーヒーを買い、

 

 

 

 

カフェオレLサイズを注文して夫とシェアしたけれど

ドーナツなのにブラックじゃないの??と言われて

確かに、となった車内

 

だってブラックじゃなく

ミルク感のあるものを飲みたかったからしょうがない。

 

 

海沿いの道を南下して  

第1目的地の指宿で

「砂蒸し」を体験

指宿ラーメンを食し

 

 

 

  

 

濃そうな見た目とは裏腹に

出汁効果かほんとにあっさりしていてビックリ。

ご当地ラーメンってほんといろんな味があっておもしろい

 

 

 

 

 

そして

九州最南端の山、開聞岳を

眺められる長崎鼻へ

 

 

 

 

くっきりはっきりと

どーーんと佇む姿に

「キレイー!」とのんきに感動し

(この時は、この山の悲しい記憶を知らなかった)

 

 

 

 
そうして
ようやく向かったのが
この旅の本当の目的地
 
【 知覧 】
 
 
 
 
 
茶畑が広がり
時間の流れがゆるやかで
武家屋敷も残り
「薩摩の小京都」と呼ばれる知覧
 
 
 
 
でも
1945年の終戦までは
今のおだやかな景色とはまったく別もの
 
「特攻隊の飛行場」があり
多くの若い命が
この場所からの出撃で失われた場所
 
 
 
 
入館後は
家族みんなそれぞれ自由に
見て回ってましたが
 
 
 
他の多くの入館者の方と同じく
家族に宛てた手紙やはがき
当時の資料や映像を見て
涙をこらえたり
鼻をすすっては
いろんな感情を味わいました
 
 
 
 
閉館ギリギリになって 
外に出たとき
 
 
 
 
言葉にならない何か
  
簡単な言葉にしてはいけない何か
 
表現したくてもできない何か
 
で、
頭が追いつかなくて
しばらくの間、
ここで感じたことを
話す事ができなかったなぁ、、、
 
 
 
 
沖縄を目指して飛ぶ特攻隊の方々は
この開聞岳が本土の見納めという想いだったはず。
きれいだね!だけではない山の悲しい過去を知ると何とも言えない
 
 
 
 
時間を置いて
ようやく家族で知覧の話をしたけど
「言葉にするのは難しいし
戦争はダメ、という
メッセージだけじゃないんだよなぁ。」
となったわが家
 
 
 
 
少し時間がたった今でも
言葉にするのは
なかなかで
 
だから、
ここに行って何を感じたとかを
綴ることもしないけれど
(というか、できない)
 
 
 
 
悲しさ、やるせなさ、不安、辛さ
そのすべて抱え込んで
わが子を送り出す母たち
 
 
 
明日には命がない。
そんな出発前夜に、
「お母さん」
「◯◯(奥さん)」
「お父さん」への言葉を綴った方々
 
 
 
出発する飛行機を整備し
見送ることになる仲間、
隊のお世話をする女学生、
少年、青年たちが乗る
飛行機を見送る村の人たち
 
 
 
いろんな立場からの
「戦争とは」を改めて考えた
【 知覧 】での時間
 
 
 
 
日本人なら一度は足を運ぶべき。
 
と言われた方の言葉を
忘れなくてよかった
 
 
 
 
 
そんなこんなで
数年来の望みを叶えたこの日
 
 
 
行ってよかった!
 
望みを叶えるのは
気持ち次第!
 
もっと「○○したい」に
正直になろう!
 
って
新たな年のスタートの今
しみじみと感じている私です
 

翌日は桜島観光&むじゃきのかき氷を並んで食べて
鹿児島という地を楽しんで帰りました
 
 
 
 
ここまで
読んでいただいて
ありがとうございました
 
 
 
 
松本あゆみ