「心が動くこと」に耳を傾けてみる

「自分」に向き合い

言葉を紡ぐ旅の真っ歳中

 

松本あゆみです

 

 

 

 

人生初めての「推し」が誕生した日

 

 

 

普段平坦な私の感情が

ジェットコースターのように

上に下にと大暴れして

動いていないのに

ぐったりすぎた先週末

 

 

 

 

その理由は

 

長男ぺーの大一番の試合

 

だったからなんです

 

 

 

 

 

今、小学6年生のぺー

 

小学生の部の集大成

「全国大会への切符」をかけた

大事な試合がついにやってきました

 

 

 

 

トーナメント戦なので

勝たなければ先はない

負けたら終わりの試合で

 

第1試合も第2試合も

心臓が

きゅーーーっとなる場面ばかり。

 

特に2試合目は

リードしてたはずが

同点に追いつかれ

 

ラスト2分、

粘りに粘って

チャンスをつかんだ

すっごい試合で

 

アラフォー母は

観てるだけで

ほんときつかった(笑)

 

 

 

 

でも

 

選手である子どもたち

応援している親たち

真横で見守るコーチたちが

 

本当に

しんどかったのは

決勝戦だった第3試合 でした

 

 

 

 

 

結論から言うと

決勝戦は

 

涙、涙、涙の【負け】

 

 

 

この写真を見る度に

試合のことをありありと思い出しております

 

 

 

終わりの笛が鳴った瞬間、

号泣する子どもたちを見ると

 

もう、、、

なんて声をかけたらいいのかわからないし

もちろん

悔しくて仕方ない

 

 

 

 

あんなに

練習してきたのに

 

あんなに

全国大会の会場を夢見てたのに

 

あんなに

真摯にラグビーに向き合ってきたのに

 

 

 

 

もう、なんでやーーーー。

 

ってなりましたよね

(この想いはどのチームであっても

どんなスポーツであっても体験するんだろうな。)

 

 

 

 

 

今回、

決勝戦で対戦した相手は

前回の予選で

苦しい戦いをして

負けてしまったチーム

 

 

 

 

その悔しさをバネに

2週間の間に

作戦を練り直し、

土日の練習にプラスして

平日の夜にも

河川敷に集まって練習して

当日を迎えたけれど

 

 

 

 

もちろん、

決してラクな試合になるとは

誰も思っていないし

「こんなに準備したけど

やっぱりムリかも。」

という思いはゼロじゃなかった

 

 

 

 

でも

 

やれることはやった

もう全力を出し切ろう

最後まであきらめないで

 

そんな気持ちで

応援席の保護者も

声を張り上げていました

 

 

 

 

あー、ライン踏んでアウト。な図

 

 

 

 

予想通りの苦しい戦いは

前半2失点

後半もすぐに1点とられて

 

残り10分ないのに

0ー3という危機的状況

 

 

 

こんなとき

「いつもの彼ら」だったら

気持ちが落ちて

ズルズルと崩れてる

 

 

 

 

なのに

この試合はそんな気弱な面を

一切見せず

 

声を出して

自分たちより大きな体の相手に

ぶつかっていき

 

ボールを守り

ねばって、ねばって

2点巻き返して

2-3へ

 

 

 

それでも足りない

あと2点を追いかけて

何度も何度も

トライラインに向かい続けて

 

「あきらめない姿勢」を

見せ続けてくれた子どもたち

 

 

 

 

もう、

なんという成長を

見せてくれるんだろう

 

 

 

なかなか目立ったことをしないわが子だけど

この日、保護者席が沸いたファインプレーに

目を疑った瞬間もありましたw

 

 

 

 

 

終わりを告げる笛の音と共に

崩れ落ちて

声を上げて泣く子どもたち

 

 

プレーをしたわけではないけれど

ここまで一緒にやってきた

親たちも

心の中では声を上げて泣いてましたよね。

 

 

 

 

とぼとぼと

泣き顔で

コートから歩いて帰ってくる

子どもたちに

自然とかけていたのは

 

「最後までほんとにがんばったよ。」

 

もうこれだけです

 

 

 

 

あの時わが子が

こうしていたら・・・

と思うシーンもたくさんあるし

 

 

全国大会の開催場所

あのスタジアムに

子どもたちを立たせてあげたかったし

 

 

結果を出して

ここまで連れてきてくれた

コーチに恩返しをしたかったし

 

 

 

後からなら

何とでも言えるもので

考え出したらキリがない(汗)

 

 

 

 

でも

自分の何か以上に

ドキドキして

ハラハラしすぎて

楽しくてうれしくて

悔しくて、悲しくて

一生忘れられない日 でした

 

 

 

 

言われても言われても

なかなかうまくできなくて

きついことも

しんどいことも

たーーーくさんあっただろうし

 

子ども同士

ぶつかりあったこともあったでしょう

 

 

 

 

夏の汗×12歳男子たちの

ニオイと汚れに

母たちは白目を剥き続けたし

(中学生になったらもっとすごいらしい。

いや、もうどうなってんねん。)

 

 

 

岡山県内はもちろん

県外遠征に連れてまわって

この1年の車の走行距離も

かなり伸びたハズ

 

 

 

 

週末の練習のあれこれに

親が体力を使い果たして

平日でゆっくり戻していくというスタイルで

なんとか持ちこたえる

年齢になってきましたがw

 

 

 

 

大切な仲間に囲まれて

熱い指導をしてもらって

この日、

この場で

わが子の姿を見られて

本当に幸せでした

 

 

 

 

 

4年生まで

負け試合しか経験してなかった長男たち

 

 

「いつになったら勝つんかな~。」

と、母同士で話していたくらい

試合=負けるが

定着していたので

岡山県の最弱チームと思ってましたが

 

 

約2年で

中国・四国で2位という

力をつけるくらい

成長を見せてくれたって・・・

 

すごすぎ!!!!!

 

 

 

 

終わりは始まり。

 

小学生ラグビーは

3か月ちょっとで終わるけれど

わが子はこのまま

中学生ラグビーにスライドするだけなので

まだまだここから!な

長男のラグビー人生

 

 

 

 

ということで

母の推し活も続きます

(人生初の推しは長男だったw)

 

 

 

 

悔しい負けの翌日には

「どうやったらラグビーが強くなれるか。」

を夫と楽しそうに話していた長男ぺー

 

 

 

 

内心、

「え?もう落ち込んでないん?!」

ってなってましたがw

その切り替えの早さというか

引きずらないところに

驚くと同時に

頼もしさを感じた私です^^

 
 
 
もっと速くなれ!そしてもっと大きく強くあれ!
 
 
 
 
ここまで
読んでいただいて
ありがとうございました
 
 
 
 
松本あゆみ