変化する日々は続く。いろいろな情報が求めてもないのに入ってきて、強制的に踊らされている。ストレスに直面したときに、対策を考えるのが常である。そんな時、私は基本的に逃げるようにしている。原因を探して消す方法もあるけれど、消せるくらいのストレスは大した事がなく、蚊に刺されたようなものである。原因を消してもいいけれど、無限なので無視でいいと考えている。けれど、大きなストレスがやってきたときは逃げるしか考えられない。逃げながら考える、「どうしよう」と。

 夜、アトリエに居るときにはストレスから逃げるため、一時的に忘れようとする。アルコールと絶えることのない食べ物に囲まれて。ベッドで眠るときにも必死で忘れようとする。次の日にはまたストレスがやってくるから。先日読んだ本によると、逆に眠る前は考えを一巡しなさいとある。問題を考えるのではなくて、状況を認識しなさいという事である。考えてしまうと眠れなくなるので逆効果となり体力を奪われる。けれど、闇雲に走って逃げようとする自分には、やってみる価値はあると思った。早速実践してみたのだが、アルコールが体内に廻っている体は、問題をおもいだすまでもなく一瞬で入眠してしまう。自分の精神は繊細だと認識していたのだが、意外と太い。