遠出をする日は朝早くに目が覚める。緊張は感じていないし待ちに待って期待しているわけでもなく不思議である。未だに自分の真相心理を読み取れない能力の低さに呆れてしまう。イベントでバンドの野外演奏に出演する機会があったのだが、最近秋めいてきたので少し楽にできると思っていた。参加してみると湿度が高く蒸し風呂状態である、まだまだ汗拭きタオルは2枚では足りない季節である。野外イベントは解放的で好きだが汗をかくということがストレス、好きな気持ちを超えてしまっている。野外ステージに立つたびに、薄暗い空調の聞いた室内でのイベントを恋しくおもってしまう。しかし室内でもスポットライトを浴びると汗をかくからストレスフリーではない。演奏も群を抜き出ているわけではないので、ステージに立つのはむいていないのだと思う。なので自分がやりたいと思う気持ちだけでステージに立っている。
アルコールのイベントに参加する。アルコールが入ることで財布の紐は緩みっぱなしで幾ら使ったのか解らない、後半はあいかわらずの記憶喪失で何故か無事に自宅のベッドで目覚める。人が多いのは苦手なので来年は参加を見送ろうと考えている。並んでまで食べて呑んでというのは自分の価値観から外れている。新鮮な情報が入ってくる点は魅力的だけど、後日振り返った時の自分の失言や失態に耐えるのは辛い。イベントなので人の目も多く、不快にさせている他人は大勢いるだろうと考えてしまう。酔う時は閉鎖的な空間が自分にもあっているのだと思う。そして呑み方をもっと改善しなければならない、酩酊ではだめななのだと考えている。若い頃は酔っ払いを白い目でみていた、今は逆の立場である。他人を白い目で見ていた因果応報。アルコールを引退するまでに呑み方の姿勢を直したいと思っている。