連休前の仕事終わりに、ひさしぶりにあのパブへビールを飲みに行こうかと、朝から心のどこかでかんがえていた。

仕事終わりに、雨が降って風が強くて、そして髪型が崩れていることが大きいのだが、自宅に帰る選択をとった。

連休開始と同時に、久しぶりに髪を明るく染めようとかんがえていたので、頑張って染める。思った以上に気力と体力が必要であった。

 

 先日読んだ作家のエッセイで共感できることがひとつあった。

近頃の人たちは映画作品を時間がもったいないからと、倍速で再生していることに対して、それでは観るではなくて知るだと言う。

知識として知っていくために観ているのであって、本来の芸術鑑賞とは違うのだと。また、そういう自分は本を読んでいて、古文は面倒なので掻い摘んで読む。ということと本質は同じで、作品と真摯に向き合えていないということを言っている。

これは誰にでも当てはまるのではないかと感じた。

自分に置き換えて振り返る。私の場合、本は好きで読んでいる。

けれど斜めによんでいるので一文字ずつ咀嚼していない。

全体の味を大雑把に噛みしめているだけ。

大概の人の結果はこうなのだろう。

作品に対して真摯に応対する、すべきなのだと心ではいつも思っている。

まだ現実化できていないけれど。

 

 毎朝自分のためのタスクを日々こなしている。

休日は基本的にタスクはオフなのだが、オフにする理由もないので、できる限り実行している。休日にタスクを実行できると、少し経験値が上がった気がする。

 プランターで育てているバジルの調子がいいので、贅沢に使用できる。

そいつを使って、最近はバジルソースをよく作る。オリーブオイルとニンニクをミキサーにかけただけのソースなのだが、自分的には贅沢で気に入っている。

ここまではいいが、何に使うかが課題で、シンプルにバケットに塗ったりなんかするのだが、バケットがはずれだと、全部台無しになる。

今日のバケットは噛み切れず、口の中で固まりになって、朝から一人腹を立てる。

 

 今日は午前中に自動車を見に行こうと考えていて、購入候補のメーカを考える。

心の中では、大方このメーカと考えてはいるのだが、せっかくの購入タイミングなので他のメーカもみて回ってはどうかと考える。

けれど暑いので、できる限り無駄なことはしたくないと萎える。

現実的なメーカのディーラへ行こうと思う。コーヒーを何杯も飲むのも億劫だし、営業マンの時間を消費するだけなのも気がひける。そこで私の気分を変えさせて購入されるならば、営業マン日和につきるのだが、そんな営業マンには出会ったことがない。