日常のささやかな出来事を大切に

日常のささやかな出来事を大切に

最近、夢中になってることなどを不定期に綴っていきたいと思います。

 今年は、4戦行うことになった。

4戦消化しなくてはならなかったのは、昨年末のグッドマン戦が流れたせいで、実質3戦と言ってもいいだろう。


 ここ1年の井上尚弥選手の試合を振り返っての印象ですが、やはりパンチを受ける頻度が上がっているのは否めない。

 今年初戦の韓国人にも実力差が顕著にも関わらず、良いパンチを何発かもらった。

カルデナスにはダウンさせられ全般的に打ち終わりを多く狙われた。

アフマダリエフには、アウトボクシングで翻弄できたときはいえ、あわやダウンしてもおかしくないほどの効果的なパンチを最終回に受けた。

ピカソにも顔面へのクリーンヒットはけっこうもらったのではないか。


 バンタム級までの井上尚弥はこんなにパンチをもらわなかった。本人は衰えを否定しているが、反射神経の衰えは多少あるのと、以前の攻防一体型のスタイルが、攻防分離型になっているせいで相手に狙われやすくなっているような気がする。相手の打ち終わりを流れの中でカウンターできれいに仕留めるスタイルが、井上自らパンチを仕掛けることが多くなり、井上の方に逆に隙が生まれ、狙われている。ガードも決して高くない井上がこの戦法を取ると、相手のパンチを受ける機会が多くなるのは必然だろう。


また、判定決着2試合とカルデナス戦も含めきれいにノックアウトできなくなっているのは、やはり自分からパンチをしかけることが多く、相手に井上の動きを読まれてしまっているのが原因なのではないか。相手の動きをしっかり見て、打ち終わりや隙を狙ってパンチを打ち込む井上尚弥のスタイルが変化してきているような気がする。同じパンチでも相手が来ると分かって受けるときと、不意打ちのように受けるパンチだと効きやダメージも全然違う。ピカソやアフマダリエフが井上の強打を耐えられたのはそんな一因もあると思う(もちろん階級アップによる相手の耐久力上昇もあるだろうが)


 防御に関しても、スウェーやダッキングで相手のパンチを外すというより、亀のようにブロッキングでガードすることが多くなったと思う。相手からしてみたら的が動かず固定されていると、パンチを当てやすくなってしまい、井上にとってはあまりメリットはないように感じる。


 全般的に井上の攻撃と防御がそれぞれ分離し、相手には読まれやすくなってしまい、突出した強さを発揮できないような気がする。

井上は以前のような攻防一体型のスタイルに戻さないと、今後もパンチを受ける機会が多くなり、かつ、きれいなノックダウンも奪うことが少なくなると分析する。