情報目線の違い
本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで
1年前に書かれた内容をリニューアルして
転載していますので、若干扱う情報が
古い時がありますがご容赦下さい。
リアルタイム配信は現在でもFacebookの
グループ配信にて行っておりますので
気になった方は「とらよし」又は
「逆算戦略アカデミー」で検索してみて下さい。
いつも読んで頂き、ありがとうございます。
日本語ってつくづく難しいなっと思わざるを
得ない体験をしたとらよしです。
おはようございます。
今回は「情報を見る目線」が違うと
どんな事態が起こるのかというテーマで
いきたいと思います。
#みんなも気を付けてね
本題に入る前に、そもそもこのサロン
に掲載される記事は、大前提として
「自身が何かを提供する立場」
で読む必要があります。
以前どこかにも書きましたが
「お金を払うのは簡単」なんです。
コンテストに出場したり、出店ブースを
出したりWebページを制作してもらったり。
これらの活動は「自身のビジネスを
広げる可能性」の一環としては
有効な手段ですが、しかながら
全て「広告活動」です。
なので「出場や出店」には必ず費用が
かかります。そこに広告費用を投じて
「自身のショップもしくは活動をアピール」
する場ですので、そこに
「出場した・依頼した」からといって
決して簡単に「お金が集まる」ワケ
ではない事を、改めて心に留めて
おいて頂きたい次第です。
#因みに有料フリマもネット上にある本店の広告に使うべきです
さて、前回
『人がモノを買う時に下す判断が
「高いか安いか」ではなく
「自分にとって必要かどうか」なんだ』
という話をしました。
しかしこの言い回しを、目線を変えて
見てみると話がひっくり返る事が判明
しましたのでここで共有させて下さい。
消費者目線
基本的にこの記事が読める方と
いうのは個人事業主か、もしくは
個人事業主の卵の方だと思います。
なので消費者の目線で記事を見られる
方は基本的にはいないと思っていますが
先の色文字2行を「購入者目線」で
読んでしまうと、何だか高額な買い物
(リゾート研修など)を推奨・後押ししている
ような文面に見えてしまう事が判明しました。
例えば「高額サロン」や「リゾート研修」
などは、ある程度ご自身で成功を収めた
方が、新しい方向性や次のステップに
進む為に受講される分には有効でしょう。
#次の投資先を探すという意味で成果がないとも言い切れない
ただ「潤沢な資金源がない状態」もしくは
「ジリ貧の状態」の人がこういったサービスの
購入を検討している場合、これはとても
推奨できる話ではないのですが、さりとて
上記の2文を読むと
「対価を払って興奮を消費する」事が
あたかも投資に対して金額のマインド
ブロックを外しているように見えますね。
#伝わりますか
つまり「成功に必要なのは、自身の
現状の立場もわきまえず、無駄に
高額な商材を購入する事なんだ」
と勘違いしてしまうという事。
#買う事が正義みたいに見えてしまう
#アナタは売る立場のはずなのに
販売者目線
この2文は、そういった意味では
当然なくて「消費者がそういった
概念を持ってモノを買いにきているよ」
っという情報共有の為の2文なんです。
つまり販売者サイドが考えるべきは
自身の商品に「そういった付加価値が
付けば高額商品が創れる可能性あるな」
「だって自分がその宣伝文句に
釣られそうになったんだから」
という発想に至って欲しいのですが
いかんせん文脈が様々な見方ができて
しまうので少し困っています。
Andrew MartinによるPixabayからの画像
「価格を買えない理由にするんじゃない」
といった教訓は、自身が買う側になった時は
すぐに反映されるのに、自身が売り側になった
時に価格に反映されにくいのはナゼなのか。
#自身の買い物は本当に最小限に抑えましょう
要は
『アナタの商品やサービスが買われる理由』
もしくは
『アナタの商品やサービスが買われない理由』
の事について触れてますよという事です。
これを例の2文に代入すると
『アナタの商品やサービスが
買われない原因は価格じゃないよ』
という見方ができるんです。
顧客は決して「高いから買わない」ワケじゃない。
という事は『買われない理由に値段なんか
関係なくて他に原因があるのかもしれない』
という発想に至るべきです。
ここを無視して「コレを買えば売れる」
なんて怪しい日本語はMLMの十八番
ですので、この記事を読んでドキッと
された方は、今すぐ考え方を
「○○を購入(導入)しようかな」から
「商品に○○な意味を付与できないかな」
に切り替えて下さい。
今すぐです。
多分、勘違いしやすいのは「消費」と
「浪費」と「投資」の違いでしょう。ここは
ググればみんな優しく教えてくれますので
頑張ってググってみて下さい。
#この情報はもう現代においてはタダで入手できます
これが販売者の目線です。
消費者と販売者の態度
ボクは基本「こんなアイテムを
使えば楽に集客できるよー」
っという宣伝はしませんし、そんな事が
滅多にない事も重々承知しています。
#楽に集客できる魔法はあります
#でもそれは買って得るモノじゃあないんです
このサロンでの基本は「考え方」が
メインですので、どちらかと言うと
「○○に大金使ったのに何で結果が出ない?」
っという考えに対する答えを
ボクの考えとして並べていってます。
Arek SochaによるPixabayからの画像
しかし、かつてのボクもそうでしたが
「消費者の立場」で商売を始めてしまう
方も少なからずいらっしゃいます。基本
消費者は「競合と戦う理由」がありません。
なので、買った物を利用して「結果を出す」
必要がありません。これは「消費」であれ
「浪費」であれ同じ事です。
#だからお金を出すのは楽なんです
一方で商売をされる方は「投資」という
名目で買ったモノを利用して「結果を出す」
必要があります。という事は、投資で買うのは
「自身の武器の元」となるモノであり、またその
武器の元を「使いこなす」事で完全に
「武器」として扱う事に繋げなければなりません。
ただ、その前に大前提として「戦う姿勢」
がなければ「勝利」も「結果」も生まれません。
顧客を取り込む事で「同業者」に勝つ方法を
日々模索する事になりますし、その為には
同業者がどんな手法や方法で顧客を取り込んで
いるのかも調べる必要さえあります。であれば
その同業者は「どんなイメージ(予想)でその
手法方法を選択するに至ったのか」は重要な
競合情報です。この考え方を上回る、もしくは
別方向の戦い方をチョイスしない限り、手法や
方法だけで相手を上回る事は絶対にありません。
#だからお金を戴くのは難しいんです
「戦に勝ちたい」という強い志と理念を
持たなければ、どれだけ武器を変えた
ところで勝つ事はありません。
また「勝ちたい」という意思があった
としてもヒョロヒョロ体力では同じ事です。
#武器を変えたって扱えないんです
#ケイパビリティの時に解説してますね
商売人であれ武人であれ、まずは
自身が使う武器の特性を知る事から
始めてみて下さい。コミュニティを使う
商品を魅せる、値段を付けるといった
これらの装備の特性を、まずは1つ1つ
理解する事が何より大切です。
「このツールを使えば簡単に」という
宣伝文句は、本当ならその業界の
かゆい所に手が届く商品であって、万民が
そのツールを使えば成功する事を保証する
モノではないという事を覚えておくと
良いと思いますし、またそのメッセージを
「受け取る」のは消費者であってアナタでは
ありません。こういった宣伝文句は
「自身が知らなかった手法」として自身の
学習材料として吸収してしまいましょう。
#キャッチフレーズは学習材料ですよ
今回はここまで。