堆黒 | 寅月

寅月

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元 十四世紀 剔犀如意雲紋円盒 ■堆黒とは、中国の漆工芸の和名。
黒漆を、器胎に何回も塗り重ね、堅い漆の層をつくる。
その塗り重ねは数百回に及ぶ。
その玉のような硬質の層に、冴い刀で文様を掘り起こす
この技法を彫漆ともいう。
・・・
鎌倉時代にもたらされた。
仏教の伝来とはこのような工芸技術までも輸入すること

鎌倉彫 飾皿 鯉 尺一寸

                            ■ 模倣彫漆が生まれる。
                        鎌倉物と呼ばれ、のちの鎌倉彫。
               木胎の器に彫刻をし、それに漆を塗るというもの

 灰野昭郎著 日本の意匠 蒔絵を楽しむ
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黒翡翠  
http://shunsui-hisui.com/?p=18003
漆を玉(翡翠)に見立てるのが
彫漆なのでしょう。
写真で見ても翡翠に見えないけど
実物なら見えるのかもしれない。





                          翡翠赤、初めてみたけど                             これは堆朱に似てる
                                 意外だった。



味わいって 見る順番で決まってしまうらしい