監督 サイモン・ウェスト 脚本 ルイス・ジョン・カリーノ リチャード・ウェンク
原案 ルイス・ジョン・カリーノ
登場人物
主人公 アーサー・ビショップ ジェイソン・ステイサム
〃の友人 ハリー・マッケンナ ドナルド・サザーランド
ハリーの息子 スティーヴ・マッケンナ ベン・フォスター
組織の元締めディーン・サンダーソン トニー・ゴールドウィン
フィンチ マーク・ナッター フィンチの妻 ララ・グライス
サラ ミニ・アンデン ヘンリー ランス・ニコルズ
レイモンド ジョシュア・ブリッジウォーター キャリバン J.D.エヴァーモアー
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アーサービショップは殺人を生業としている。
ディーンに渡された次のターゲットは、友人ハリーだった。
曰く「組織の情報が漏洩し 5人が死んだ。」
アーサーに向き合ったハリーは、
『別の人間が来るだけだ』と抗わずに死ぬ。
*
人生を持て余してるスティーヴは 父の友人であるアーサーを頼った。
アーサーは、ハリーから受けたものをスティーヴに返した。
*
ディーンから請けた仕事をスティーヴとこなすアーサーだったが、死んだと伝えられた男が生きているのを見る。
アーサーはディーンに騙されていたのだ。
組織を動員したディーンだったが、
アーサーとスティーヴに屠られる。
*
アーサーの倉庫に父の銃を見つけたスティーヴは、アーサーを襲う。
仇を討ったと思えたスティーヴだったが、
アーサーの仕掛けていた陥穽に嵌まった。
アーサーはスティーヴの攻撃も潜り抜けていた。
end
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予想外に面白かったです。
ジェイソン・ステイサム の映画って、格闘シーンが競技に見えてしらけるのが多いのだけど、
この映画は違ってました。
『メカニック』と呼び名を変えただけでなく 殺し屋の内容を目新しいものにしてました。
スティーヴの生活習慣を改める為かと思った珈琲ショップ通いは、仕事の下準備だった。
ターゲットの弱点、チワワと少年愛を衝くものだった。
心臓にアドレナリンは蘇生の可能性がある。
しかし、救急隊員による蘇生措置、エピネフリンの注射と反応し
確実に死ぬ。
だとか、
麻薬中毒者が酩酊を楽しむケタミンはアドレナリンを打ち消す。』とかも面白かったです。
アーサー】
優れた判断力は間違った判断の経験から来る。
カッコいい台詞でした。
その後に続くスティーヴの間違った判断も面白くしてました。
アーサーは、ディーンの居場所を知る為にフィンチの娘を使う。
キッチンの電動肉挽き機に娘の手を入れる。
アーサー】どこまでやるかお前しだいだ 手首、肘、
フィンチ】・・・
肉を砕く音が響き、フィンチは答えた。
娘の手は無事だった。
ジェイソン・ステイサムって酷薄に見えてたから意外でした。(゜ρ゜)
欧米人の顔に機微を感じ難いです。( ̄ー ̄)
映画が吹き替えだったら別の印象だったかも
瞳の色が濃いチャールズブロンソンの映画も見たくなりました。