第4話 僕の家族は母さんだけズラ 演出 大谷太郎
緑の命を救い、家族の食卓に付く事を許された風太郎。
勢いに任せ、茜は風太郎を婿に迎えたいと言う。
しかし風太郎は、 譲二の内心を読みきった言葉を述べ 三國家を辞する。
造船所で働きながら、三國家から迎えに来るのを待つ風太郎
風太郎は呼び戻され
三國家の親子は 彼を「おかえり」と迎え入れた。
目論見どおりの位置を占めた風太郎だった。
風太郎の資質は彼から受け継いだものだろう。
夜 ゴミを捨てに 庭を横切る桑田春子
地中で鳴る携帯に気付き白川の死体を掘り起こす。
翌朝仕事を休む春子
膝を抱えて熱に潤んだ目をしている・・![Τορατσουκι](https://stat.ameba.jp/user_images/2e/c8/10020276833_s.jpg?caw=800)
三國家のエピソードだけでも書ききれないくらい見せ場タップリなのに、伊豆屋まである。
伊豆屋には風太郎に似てるという長男が金策にやって来る。
有り金を渡して 笑って送り出す伊豆屋の面々
入れ違いに入ってきた風太郎は
そこで 母親の口癖と同じ言葉を聞く。
「大事なのは お金じゃないの 人の心 」
鋭く反応する風太郎は、彼等を躓かせようと 罠をはった。
店の前に 給料袋を置き 物陰から様子を伺う。
「 所詮銭ずら・・」
しかし伊豆屋の家族は躊躇無く 警察に届ける。
その様子を眺める風太郎の険の抜けた表情、
音が消える数秒
印象的だった。