1997独
監督: トーマス・ヤーン
出演: ティル・シュバイガー, ヤン・ヨーゼフ・リーファース
脳腫瘍と末期癌、
死期の迫った青年二人が、酔った勢いで病院の地下駐車場から車を奪い
海岸を目指すって話。
皆で 共有する認識「・・天国では海の話をする」
その普遍だとか真理への憧憬や信頼のあり方が 頷ける。
地球のどこに住んでても 宗教心の底にあるものは繋がってるんだなって思えた。
・雰囲気
齟齬なく肯定のみに構成されてる世界。
都合よく
大金を積んだギャングの車に子供が跳ねられる。
(子供は怪我してない)
パジャマしか身に付けてない病人二人が、 グローブボックスの銃で路銀を調達する。
(トランクに大金を見つけた後は ガソリンスタンドと銀行に返金の手続きもする。)
銃は 処方箋のない薬を売ろうとしない薬局に意を伝えやすくもしてた。
母へ キャデラック
美しい女性二人と同衾
両方が済んだタイミングで ギャングに拘束される。
二人は『海は見れなかったけど、良い旅だった』
って感じで、銃口に微笑む。
そこで、大金の本来の持ち主、ギャングの大ボス登場。
「・・天国では海の話をする」
と二人を海へと送り出す。
海岸に立つ二人、脳腫瘍の方は座り込む 煙草をくわえる
そして
横倒しになる
が、友達が薬を与えない所をみると発作ではなく、旅立ったんだろう。
http://jp.youtube.com/watch?v=vcWTTs8QVRc
脳腫瘍の男が、能動的で有能!
今という瞬間をタマシイの自由で充溢させてる。
爽快なんだわ、
発作で倒れてる絵がリアルで哀しくて なおかつ美しいんだわ。
ここが其処が、と言い出せばキリないくらい念の入った場面が多かった。

