驕れる≒確信【 スパイダーマン | 寅月

寅月

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ハードボイルドに生きる為には背骨が要る。

、自分がコアを掴んでるという確信だ。
Dr.オクタヴィウス(アルフレッド・モリーナ)にはそれがある。

世界が自分に(彼の才能 機会)

自分が世界に(発明による新しい地平)

贈り物をする

と いう 確信。


が、堕ちた。

成果をリレーすると言う誠意を失って、果実に固執してしまった。


思考機械という道具
取り込むデーターが限られてるのである。
限界の外という不可知、
輪郭の定かなぬ何かがあることを 認識の中に留めておくことが、活きているということだと思う。

彼は 事故の前から思考機械のようになり始めていた。
不可知を無いモノのように扱おうとしていた。
そして
精巧な思考をする機械の義手に呑み込まれた。
易々と・・・
事故だけど、安全装置が外れていたのは心のどこかで求めていたものだと思う。
元々が彼の思考の一部であったものだから。



2度目の実験が失敗して、やっと彼は 過ちを認めることが出来た。
真摯に生きる強い男が堕ちていた穴から這い出した。


自分が居ない世界は滅びてしまえと言う 卑小な人間ではなかった。

トレンチコートとサングラスが似合うわけだ。

知性の深さに裏打ちされたハードボイルドがカッコいいw。


アルフレッド・モリーナの存在感だろう。

禿ちょびれたブルース・ウィリスが目を細めても、全然カッコよくない。

役があっても

ラストカウボーイも、ジャッカルも薫るものが無かったもんね。