最近オーストラリア人の方がJALの客室乗務員さんの英語力は最悪だーとぼやいてました。
そして先日のヤフーニュースにこんな記事がありました。
「スカイマーク 」が業務に必要な英語力の基準を新たに作り、確認する。
これは、以前「英語が苦手な客室乗務員が、外国人機長のインターホンに対応しなかった」ことが問題となって改善されるようです。
そこで、「客室乗務員に必要な英語力はどれくらい」なのでしょうか?
スカイマークさんは=>外国人パイロットと客室乗務員の意思疎通がうまくできていなかった問題については英検準2級・TOEIC500点以上の英語力を持つ客室乗務員を1機あたり2人以上搭乗させることにした。
ということで TOEIC500点以上が合格ラインらしいです。
JALさんのホームページを見てみましょう。JALの採用ページ では、
「TOEIC600点、または英検準1級程度以上の英語力を有すること。」
とあります。
さて、それではTOEIC500-600というのはどのくらい難しいのでしょうか?まったく英語を勉強したことがない人がTOEIC500-600の英語力を習得するのにはどのくらいの金額と時間がかかるのでしょうか?シドニー学校担当のテツオに聞いてみました。
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(テツオは右です)
「もし、英語をほとんど勉強したことない人がTOEICで600点をとるには、どれくらいの期間がかかるか、考えてみました。
仮にTOEIC300点からスタートして、600点まで300点アップするにはですが、オーストラリアの英語学校で毎日勉強すれば半年くらいで到達するのではないでしょうか。これはあくまでオーストラリアでの勉強であり、日本での勉強ではありません。
まずTOEICというテストの特徴を考えると、リスニングとリーディングしかないので、基礎の英語力があれば600点はめちゃくちゃ難しい点数ではありません。
よく現役の大学生などで少し英語が得意な子ですと、一切留学などしたことがなくても少し対策をすれば600点以上をとっています。ただ、今回は300点からのスタートと仮定すると、語彙や文法力をほぼゼロからのスタートと考え、そうなると基礎の力をつけるのに、3ヶ月。そこからもう少し具体的に対策をしてTOEICの勉強を3ヶ月。
そういった感じでしっかり頑張れば、初心者の方でも半年くらいで、600点に到達できると思います。
もちろん成果は人によって違いはありますが、一つ言えることはこつこつ地道に学習するのが1番の近道だと思います。
ちなみに上記JALのホームページではTOEIC600点もしくは、英検準1級ということですが、英検準1級は、だいたいの算定ですがTOEICでは800以上の力があると思うので、TOEIC600か英検準1級という選択の場合はTOEIC600を狙う方が賢い(取得しやすい)選択です。
最後に気になる費用ですが、もし半年間英語学校で勉強する場合、
毎月1回はTOEICの試験が受講でき、英語オンリーでしっかり勉強できる
「Pacific Gateway」で6ヶ月勉強するとすると、かかる学費は
$8270(入学金、テキスト代込み)となります。
日本円にすると最近のレートですと約74万円となります。」
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シドニー トラトラりゅう