今日のテーマは、鼻炎、花粉症、喘息に多い舌の状態です。
鼻炎や花粉症や喘息の人にみられる体質は、冷えやすい体質、乾燥しやすい体質との関係が多くみられますので、この関係と舌の状態について、御紹介させて戴きます。
1、冷えやすい体質の人は、舌苔が白く水っぽく湿った感じの舌が多く、舌の色は、赤色だけで無く、青や紫色をしている場合があります。鼻炎や花粉症なら、水のような粘り気のない透明な鼻水がタラタラとでます。また、喘息のならサラサラと透明か白い痰が沢山でます。
2、乾燥しやすい体質の場合は、舌苔が黒く乾燥した感じの舌の状態で喉や鼻の奥に乾燥や熱を感じる場合が多くみられます。鼻炎なら粘り気があり黄色鼻水が出て鼻詰まりがひどい場合もあります。喘息なら黄色の痰が出て苦しい場合は呼吸が速く荒くなりので、粘膜がかなり弱くなっている可能性が高いのです。
3、疲れた時に咳や痰や鼻水等が出やすい人や子供の喘息や鼻炎に多くみられる舌の状態は、舌のふちに歯型の跡でギザギザした感じの舌が多く胃腸機能が低下していることを示しています。
冷えやすい人は、首輪まりも冷やさないようにし、足湯や腰湯してみましょう。
乾燥しやすい体質人は、かしつやマスクで乾燥した空気が肺や鼻に入らないようにする必要があります。
疲れやすい人は、芋類や豆類を温かい料理で食べてみて戴きたいです。


